出版社内容情報
30の質問に答えていけば、ストーリーができあがる! 神話や民話の構造分析から導き出された物語作成のための決定版マニュアル。それは創作への冒瀆なのか、パンドラの箱なのか。
読むな、使え。30のQ&Aに答え、物語る。
あなたは物語る装置である。しかし、あなたはそれを鍛えることもなく、発動させることもない。30のQ&Aに徹底して答え、そして、思考することであなたの内なる「物語発生装置」を鍛え直し、再起動する、「読む」のではなく、書き込んで「使う」ための物語制作マニュアル。
※本書は2008年10月にアスキー・メディアワークスより刊行された同名書籍を底本とし、書き下ろしを加え、新書化したものです。
大塚 英志[オオツカ エイジ]
著・文・その他
内容説明
あなたは物語る装置である。しかし、あなたはそれを鍛えることもなく、発動させることもない。30のQ&Aに徹底して答え、そして、思考することであなたの内なる「物語発生装置」を鍛え直し、再起動する、「読む」のではなく、書き込んで「使う」ための物語制作マニュアル。
目次
はじめに 人は機械のように物語ることができる
第1部 創作のための五つの物語論(物語の基本中の基本は「行って帰る」である―瀬田貞二『幼い子の文学』;物語を構成する最小単位とは何か―ウラジーミル・プロップ『昔話の形態学』;英雄は誰を殺し大人になるのか―オットー・ランク『英雄誕生の神話』;世界中の神話はたった一つの構造からなる―ジョセフ・キャンベル『千の顔をもつ英雄』;ハリウッド映画の物語論―クリストファー・ボグラー『神話の法則』)
第2部 ストーリーメーカー―30の質問に答えてあなたの物語をつくる(主人公の内的な領域を設計する;物語の構造を組み立てる)
補講 「物語」は何故畏怖されるか
巻末付録 書き込み式「ストーリーメーカー」
著者等紹介
大塚英志[オオツカエイジ]
まんが原作者・批評家・国際日本文化研究センター教授。1958年東京都生まれ。筑波大学卒。80年代を徳間書店、白夜書房、角川書店で編集者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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