出版社内容情報
古今東西の物語理論を自在に応用し、作品の成否を決定づける「私」が反映された魅力的な「キャラクター」をつくりだす創作バイブル。この本であなたは独創的なキャラクターを強制的に創らされる
属性の組み合わせなんかサイコロで決めてしまえ。主人公は自発的でなく受け身の人間だ。感情移入させるのは主人公にではなくバディーにさせろ。敵役は悪人ではなく主人公のダークサイドだ。ライナスの毛布からキャラクターをつくる。誰も語らなかったほんとうのキャラクターの本質と創り方。
大塚 英志[オオツカ エイジ]
著・文・その他
内容説明
この本であなたは独創的なキャラクターを強制的に創らされる。属性の組み合わせなんかサイコロで決めてしまえ。主人公は自発的でなく受け身の人間だ。感情移入させるのは主人公にではなくバディーにさせろ。敵役は悪人ではなく主人公のダークサイドだ。ライナスの毛布からキャラクターをつくる。誰も語らなかったほんとうのキャラクターの本質と創り方。
目次
序 「キャラクター」とは「デザイン」するものではない
第1講 アバター式キャラクター入門
第2講 トトロもエヴァンゲリオンも「ライナスの毛布」である
第3講 手塚キャラクターは何故テーマを「属性」としているか
第4講 雨宮一彦の左目にバーコードがあるのは何故か
第5講 自分からは何もしない主人公を冒険に旅立たせるためのいくつかの方法
第6講 影との戦い
補講 キャラクターは「戦略」になるか?
著者等紹介
大塚英志[オオツカエイジ]
まんが原作者・批評家・国際日本文化研究センター教授・東京大学大学院情報学環特任教授。1958年東京都生まれ。筑波大学卒。80年代を徳間書店、白夜書房、角川書店で編集者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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