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講談社現代新書
金正日と日本の知識人―アジアに正義ある平和を

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061498976
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0231

出版社内容情報

ジャーナリズム騒然! 著名政治学者との注目の大論争!
「拉致」と「核」、平壌放送の発表と歩調を合わせる「金正日サポーター」問題の核心がここにある──。

内容説明

六者協議の進展を図りつつ「拉致問題」の解決をすることが荊棘の道であることを、日本人は知っている。著名大学教授は、“虚妄”を説き論点を巧妙にズラしている…。マスメディア注目の大論争、「金正日サポーター」問題の核心がここにある。

目次

プロローグ なぜ論争を提起したのか
第1章 姜尚中氏は、民衆とともに闘え―『諸君!』『週刊朝日』での論争
第2章 知識人の責任を問う
第3章 苦悩する在日と私
第4章 拉致被害者を救い、北朝鮮に人権の旗を
第5章 アジアの人権と平和を求めて
エピローグ 被害者救出と金正日独裁体制の崩壊をめざして

著者等紹介

川人博[カワヒトヒロシ]
弁護士。1949年、大阪府に生まれる。1974年、東京大学経済学部卒業。1978年、東京弁護士会に弁護士登録。過労死・過労自殺・労災・職業病を中心に弁護士活動を続けている。東京大学教養学部ゼミ講師も務める。『過労自殺』(岩波新書)、『これ以上、働けますか?労働時間規制撤廃を考える』(岩波ブックレット、共著)、『サラリーマンの自殺―今、予防のためにできること』(岩波書店、共著)、『北朝鮮の人権』(連合出版、共訳)、『ワーキング・プア―アメリカの下層社会』(岩波書店・共訳)など著訳書多数。「特定失踪者問題調査会」の常務理事を務め、拉致被害者の救出活動の一端を担っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ハンギ

0
過労死問題に取り組んだ弁護士が、北朝鮮の拉致について、姜尚中その他と議論したらしい。その顛末が本人の側から見て再構成されているけど、僕としては姜尚中の「ネオコン」指摘は正しいようにも思える。もちろん槍玉に挙げている人たちにも落ち度はあるのかもしれないが、それにしても知識人だからどうのこうの、というのはもう時代遅れでは。憲法で保障された、大学の「学問の自由」にも口を挟めると思っているのは怖いかも。弁護士なのに。たぶん、北朝鮮問題ではなくて目線や生き方、考え方が姜尚中さんとは合わないんだと思う。2012/12/22

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