出版社内容情報
人間をソーシャル(社会的な)存在にしたのは3つの脳の力のおかげだった。最新の脳科学の知見をもとに、その仕組みを解き明かす。あなたはまだ脳の本当の力を知らない
「つながる」「心を読む」「調和する」――人間(の脳)に与えられたこの3つの力こそ、人類発展のカギであり、私たちがより良くくらすためのヒントとなる。社会認知神経科学の第一人者が語る、脳研究の最前線。
(本書の主な内容)
オフタイムにこそ脳が標準化される
シーソーのように働くふたつの知性
群れで暮らすメリットとデメリット
からだの痛みと失恋の痛み
前帯状皮質と「愛着行動」
利他主義――他者の幸せこそが自分の幸せ
相手の心を読むミラクルな心
自閉症の子どもたちの目に映る世界
他人のものだった“自己”
パノプティコンな私たち
なぜ、お金と幸せは関係がないのか
理想の生活は「大学寮」
成功するリーダーに最も必要なもの
第1部 進化と社会性
1 人間とはどんな生き物なのか?
2 「休憩タイム」の脳の働き
第2部 つながる脳
3 壊れたハートと折れた脚
4 公平さはチョコレートの甘い喜び
第3部 心を読む脳
5 メンタル・マジック・トリック
6 ミラー・ミラー
第4部 調和する脳
8 トロイの馬の自己
9 パノラマ的な自己抑制
第5部 もっと賢く、もっと幸せに、もっと充実した毎日を
10 ”つながり脳”で生きる
11 ”つながり脳”を仕事に活かす
12 ”つながり脳”を教育に活かす
マシュー・リーバーマン[マシュー リーバーマン]
著・文・その他
江口 泰子[エグチ タイコ]
翻訳
内容説明
「つながる」「心を読む」「調和する」―人間(の脳)に与えられたこの3つの力こそ、人類発展のカギであり、私たちがより良く暮らすためのヒントとなる。社会認知神経科学の第一人者が語る、脳研究の最前線。
目次
第1部 進化と社会性(人間の3つの脳力;脳は休憩時間に社会化する)
第2部 つながる脳(壊れたハートと折れた脚;公平な扱いはチョコレートの甘い喜び)
第3部 心を読む脳(メンタル・マジック・トリック;他者の心を映し出す鏡;共感と自閉症の世界)
第4部 調和する脳(トロイの木馬の自己;パノラマ的な自己抑制)
第5部 実践編:もっと賢く、もっと幸せに、もっと充実した毎日を(“つながり脳”で生きる;“つながり脳”を仕事に活かす;“つながり脳”を教育に活かす)
著者等紹介
リーバーマン,マシュー[リーバーマン,マシュー] [Lieberman,Matthew D.]
ハーバード大学卒。カリフォルニア大学ロサンゼルス校心理学部教授、精神医学・生物行動科学部教授。『Social Cognitive and Affective Neuroscience(社会認知と感情神経科学)』誌の創刊者であり編集長も務める。2007年には、アメリカ心理学会が心理学分野の発展に貢献した若手研究者に贈る「the Distinguished Scientific Award for an Early Career Contribution to Psychology」を受賞した
江口泰子[エグチタイコ]
法政大学法学部卒業。編集事務所、広告企画会社を経て翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GASHOW
Moloko
yuka_tetsuya
Ikeda Kazumasa
C----ya