ブルーバックス<br> 「流れる臓器」血液の科学―血球たちの姿と働き

電子版価格
¥902
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

ブルーバックス
「流れる臓器」血液の科学―血球たちの姿と働き

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062576185
  • NDC分類 491.321
  • Cコード C0247

内容説明

血液は固まらないから流れ、流れるから固まらない!?ヘモグロビンは酸素を運ぶが、炭酸ガスは回収しない!?血液の凝固と止血とは似て非なるシステム!?血液型性格診断のウソを見破った実験とは!?ミクロの細胞たちの驚くべきシステム。

目次

第1章 血液を観る
第2章 血液の循環と働き
第3章 ヘモグロビンの正体
第4章 白血球の姿と働き
第5章 凝固と溶解の驚くべき仕組み
第6章 血液の一生
第7章 血液「常識」の非常識

著者等紹介

中竹俊彦[ナカタケトシヒコ]
1941年生まれ。1963年、熊本医学技術専門学校(現・熊本保健科学大学)卒業後、三鷹新川病院(現・杏林大学医学部付属病院)検査技師、杏林学園短期大学助手、助教授、杏林大学保健学部講師、助教授、教授を歴任。一貫して臨床血液学の最前線で研究、指導に邁進してきた。2007年に大学を退職後も、かつての研究室での経験をもとに、「駅前塾」(東京八王子駅前の自己研修支援プログラム会場)で「血液の語り部」として後進の指導に当たっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

22
#説明歌 赤血球白血球と血小板アルブミン対グロブリン比で 水分と栄養ガスと体温と抗体傷口補修凝固で2017/09/02

voyager2

5
とある理由で勉強のため図書館で借りた。必要部分しか読めないかと思ったが広範な内容を分かりやすく親切に解説した好書だった。購入してぜひ再読したいと思った。2022/01/28

ルーシー

4
内容が難しいところもあるがコンパクトに収まっていて素人にはちょうどよかった。/免疫系の複雑さは知っていたが、血液凝固の仕組みもとても複雑で驚いた。ケガなどの要因で止血・凝固しようとするとそれをブロックするように何重も抗凝固システムが働く…矛盾しているようで、でもそのおかげで容易に血栓ができないようにしているし身体はちゃんと修復されているし…うまいことできてるなぁと感心した。2021/05/27

ぱぱみけ

4
1回読むと、スゴイってことがよくわかります。血球たちのかかわり合いや、それを解明してきた研究者たちが・・・。 赤血球や血小板の働きや、白血球・リンパ球による免疫機能といった基本的な内容はわかりやすいです。それでも本書を理解したとは思えず、この本がカバーする範囲は広いと思っています。 入門書として十分な内容で、僕のように血液疾患で血液について学びたいと思った人に好適だと思います。(注意:病気についての記述はありません)2011/11/04

VALUE

3
身近で大切なものなのに知らないことだらけの血液。少し難しいところもありますが、なるほどと思うことも多く、何より人の体はこんなにうまくできてるんだと感心。体を大切にしようと思えます。2016/07/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/150815
  • ご注意事項