ブルーバックス<br> 量子テレポーテーション―瞬間移動は可能なのか?

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ブルーバックス
量子テレポーテーション―瞬間移動は可能なのか?

  • 古澤 明【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 185p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062576482
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C0242

出版社内容情報



古澤 明[フルサワ アキラ]
著・文・その他

内容説明

測定すると簡単に壊れてしまう量子状態をどうすれば遠く離れたところに伝送できるのか?その突破口は、皮肉にも、アインシュタインが「spooky(きもい)」と言い放った「量子もつれ」を利用することだった。EPRパラドックスに決着をつけ、量子コンピューターへの道をひらく量子テレポーテーション研究の最前線を紹介する。

目次

第1章 位置と運動量の量子テレポーテーション(量子テレポーテーション史の簡単な紹介;量子情報・量子状態とは;量子テレポーテーションの簡単な説明;重ね合わせの状態と波束の収縮;量子エンタングルメント(もつれ)
量子テレポーテーションの少し突っこんだ説明)
第2章 2つの値しか取らない量子テレポーテーション(2分の1スピンの量子エンタングルメント;2分の1スピンの量子テレポーテーション;光子の偏光を用いた2分の1スピンの量子テレポーテーション実験)
第3章 光を用いた位置と運動量の量子テレポーテーション(光の位置と運動量―波束とは;光の波束を用いて量子エンタングルド状態をつくる;入力波束とエンタングルの片割れ量子Aの相互作用―ベル測定;光の波束を用いた位置と運動量の量子テレポーテーションの仕上げ;筆者の行った光の波束を用いた位置と運動量の量子テレポーテーション実験)
第4章 量子テレポーテーションの応用(量子コンピューターとしての量子テレポーテーション;多者間量子エンタングルメントとその応用)

著者等紹介

古澤明[フルサワアキラ]
1961年、埼玉県生まれ。1986年東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了。(株)ニコン開発本部研究所(東京都品川区)、同筑波研究所(茨城県つくば市)、東京大学工学部物理工学科助教授を経て、2007年より、東京大学工学部物理工学科・大学院工学系研究科付属量子相エレクトロニクス研究センター教授。工学博士。1996年から2年間、カリフォルニア工科大学客員研究員。1998年に成功した決定論的量子テレポーテーションの実験は、サイエンス誌が選ぶ1998年の九大成果に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

45
元々、難しい事柄なので理解は難しかったが、せめてもう少し、わかった気分にさせてほしかった。サブタイトルにもかかわらず、距離を隔てた収束の話はほとんどなく、量子もつれを複数利用しての情報伝達、量子コンピュータの原理にかかわる話に終始した感じ。理解できなければ、大学に進学して量子力学を勉強してほしいと何度も書いているが、ふつうの大人にはできない相談なのでは?2017/07/16

kaizen@名古屋de朝活読書会

27
説明歌 テレじゃなく位置と運動量同時伝達するには何が必要 p.s. 遠隔じゃなくていいって、意味わかんない。トンネルとの違いもわかりにくくなった。副題は単なる「釣り」?2019/07/24

いりあ

11
物理学者 古澤明氏による量子テレポーテーションについての解説書。タイトルには「瞬間移動」の言葉がありますが、残念ながらそのような話ではありません。量子もつれの効果を利用して離れた場所に量子状態を転送することです。内容が高度なため、読むには、ある程度物理的な知識が必要だと思います。特に前半の理論については辛さを感じます。ただし、世界で初めて無条件での量子テレポーテーションを成功させた学者なので、後半の光を用いた実験に関する部分は読み応えがあります。もう少し量子力学の本を読まないといけないと思いました。2019/05/29

BIN

9
第一線で量子テレポーテーションの研究をしている著者による解説書。下手に数式を使ってないせいで余計にわかりにくくなってる気がします。というかさっぱりわからない。量子力学の勉強しながら、何度も読まないと厳しそう。ちょっと挫折しました。2019/08/20

うーさん

9
筆者は高校生を想定してこの本を執筆したようであるが、おそらくこの内容を理解出来る高校生はほとんどいないと思う。量子テレポーテーション自体が理解しにくい概念であるので仕方ないのだろうけど。一月ほど前に量子テレポーテーションの成功報道が出ていたが、量子コンピュータの実現までは程遠い道のりなんだろうなという印象を受けた。2013/09/23

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