ブルーバックス<br> 分子からみた生物進化―DNAが明かす生物の歴史

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ブルーバックス
分子からみた生物進化―DNAが明かす生物の歴史

  • 宮田 隆【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 409p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062578493
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0245

出版社内容情報

DNAに残された進化の痕跡をたどり、進化のしくみを解き明かす分子進化学。その基礎から最新の成果まで、第一人者が語る。オスが進化の先導者だった!? ネアンデルタール人と現代人はいつ分かれたのか? 生物最古の枝分かれはどうおきたのか? 

いまだ多くの謎につつまれている生物の進化。化石には残らない進化の情報が、突然変異としてDNAには刻まれている。DNAに秘められた生物の歴史を丹念にたどり、進化のしくみを解き明かす分子進化学。その基礎から最先端の成果までをわかりやすく紹介する。DNAが語る生物35億年の歴史。

はじめに
目次
第1章 ダーウィンと近代進化学の幕開け
第2章 遺伝のしくみ
第3章 DNAで進化をみる
第4章 遺伝子がもつ進化の情報を探る
第5章 分子進化の保守性
第6章 分子進化速度
第7章 インフルエンザウイルス=進化のミニチュア
第8章 オスが進化を牽引する
第9章 類似の配列をコンピュータで探す―バイオインフォマティックスへの礎石―
第10章 コピーによる遺伝子の多様化
第11章 眼の分子進化学
第12章 高次のレベルからの機能的制約
第13章 カンブリア爆発と遺伝子の多様化―形態進化と分子進化の関連を探る―
第14章 器官と分子の起源
第15章 分子系統進化学とは何だろう―分子がかなえたダーウィンの夢―
第16章 生物最古の枝分かれ―最大の分類単位はいかにして発見されたか―
第17章 真核生物誕生の謎
第18章 見直される真核生物の系統樹―「単純から複雑へ」はいつも正しいか―
第19章 多細胞動物の分類と系統―体腔という名の理想像への反抗―
第20章 脊椎動物の進化
第21章 哺乳類の進化―形態と器官にみられる収斂進化―
第22章 われわれはどこから来て、どこへ行くのか
おわりに
さらに進んで読むための本
さくいん


宮田 隆[ミヤタ タカシ]
著・文・その他

内容説明

生物最古の枝分かれはどうおきたか?カンブリア爆発は遺伝子の爆発をともなったか?形態レベルの進化と分子レベルの進化をどう橋渡しするか?分子系統樹はダーウィンの夢をどのようにかなえたのか?いまだ多くの謎につつまれている生物の進化。化石には残らない進化の情報が、突然変異としてDNAには刻まれている。DNAに秘められた生物の歴史を丹念にたどり、進化のしくみを解き明かす分子進化学。その基礎から最先端の成果までをわかりやすく紹介する。

目次

ダーウィンと近代進化学の幕開け
遺伝のしくみ
DNAで進化をみる
遺伝子がもつ進化の情報を探る
分子進化の保守性
分子進化速度
インフルエンザウイルス=進化のミニチュア
オスが進化を牽引する
類似の配列をコンピュータで探す―バイオインフォマティックスへの礎石
コピーによる遺伝子の多様化〔ほか〕

著者等紹介

宮田隆[ミヤタタカシ]
1940年東京都生まれ。理学博士。分子進化学を専攻。1973年九州大学助教授に着任後、物理学から生物学に転向。京都大学教授を経て、同大学名誉教授。日本遺伝学会木原賞、木村資生記念学術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

38
分子進化と表現形進化の関連に関する一つの可能性について考えてみたい。すなわち、一度集団に広まった変異、特に中立変異、あるいは遺伝子が、後の進化の過程で再利用されることで新たな進化、特に表現形進化に寄与する可能性について/頭に入ってこない部分は一応読んだというレベルですが…。この考え方に触れたのが収穫で、それで十分読んで良かったと思います。2021/05/19

ノコギリマン

32
再読。うーむ、やっぱりこの本は面白いねー。小難しいところはよくわからないけど、ワクワクします。2015/03/22

WATA

28
分子生物学のわかりやすい入門書。分子生物学とは、いま生きている生物同士のDNAやタンパク質を比較することで、進化の過程でそれぞれの生物がいつごろ枝分かれしたか、を推測する学問分野のこと。予備知識が無くても理解できるように説明されており、突然変異はどう起こるのか、どうやってDNAを比較するのか、ヒトとチンパンジーはいつ枝分かれしたか、などがよく分かる。文量が多いため、今回は興味ある部分だけを拾い読みした。機会があれば、再度ゆっくりと全体を読み直したい。2014/02/27

Francis

15
7年間積読。生物がどのように進化したか、おもに遺伝子、あるいは分子の分析から分かることを中心に叙述している。400ページ以上もあるが、生物進化は複雑なのでこのくらいの分量になるのはやむを得ないだろう。それでも割と分かりやすくまとめてあり、面白く読めた。子供の頃科学の本を読んでわくわくしたものだが。その時の感覚を取り戻した気分になれる。2021/05/05

calaf

13
進化はDNAコピーのエラーが牽引。精子の方が卵子よりも数が多いのだから、分裂(コピー)も多数回行われているはず。すなわち、進化はオスが牽引している!なるほど...というような話がいろいろまとめられています (^_^;;;2014/06/24

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