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出版社内容情報
「シャノンの情報理論」とともに、情報社会を生み出したコンピューターの理論「チューリングの計算理論」を分かりやすく解説する。 イギリスの数学者チューリングは、ヒルベルトの「決定問題」解決のために、万能計算機の数学的モデル「チューリング・マシン」のアイディアに至った。この「チューリング・マシン」こそが、コンピュータの万能性を保証する数学的基礎になった。
チューリングは、「チューリング・マシン」を使って、計算という行為を徹底的に検証した。そして、手順を示すことと、計算ができることが同じであることを示した。その手順はアルゴリズムと呼ばれ、いまではソフトウェアと言われている。
本書は、コンピュータの原理としてのチューリング・マシンを解説するとともに、決定問題を解決した有名な「チューリング・マシンの停止問題」も分かりやすく説明します。さらに計算量と、7大難問の一つ「P=NP問題」についても、わかりやすく解説します。
第1章 人間にとっての計算
第2章 機械に計算をさせようという試み
第3章 オートマトンとチューリング・マシン
第4章 決定問題
第5章 万能チューリング・マシン
第6章 計算量の話
第7章 コンピュータへの道のり
高岡 詠子[タカオカ エイコ]
著・文・その他
内容説明
チューリングは、ヒルベルトの「決定問題」を研究する中で、彼が提案した万能計算機の数学的モデル「チューリング・マシン」を使って、計算という行為を徹底的に検証した。そして、手順を示すことと、計算ができることが同じであることを示した。その手順はアルゴリズムと呼ばれ、いまではソフトウェアと言われている。コンピュータの原理としてのチューリング・マシンを解説するとともに、有名な「チューリング・マシンの停止問題」も分かりやすく説明。
目次
第1章 人間にとっての計算
第2章 機械に計算させようという試み
第3章 オートマトンとチューリング・マシン
第4章 決定問題
第5章 万能チューリング・マシン
第6章 計算量の話
第7章 コンピュータへの道のり
著者等紹介
高岡詠子[タカオカエイコ]
東京都に生まれる。慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、同大学大学院理工学研究科計算機科学専攻博士課程修了。千歳科学技術大学総合光科学部准教授等を経て、上智大学理工学部情報理工学科准教授。博士(工学)。国際基督教大学、明治学院大学非常勤講師。専攻は、計算機科学、データベース、プログラミング教育、情報教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かんやん
kaizen@名古屋de朝活読書会
calaf
あなほりふくろう
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