ブルーバックス<br> 細胞の中の分子生物学―最新・生命科学入門

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ブルーバックス
細胞の中の分子生物学―最新・生命科学入門

  • 森 和俊【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062579445
  • NDC分類 464.1
  • Cコード C0245

出版社内容情報

人体を構成する細胞一つ一つに備わった生命を支える絶妙なメカニズム。京大名物講義をもとにした世界的研究者による生命科学入門。私たちの細胞内で休みなく働きつづける、生命を紡ぐ絶妙なメカニズム──。
世界的研究者による、京大名物講義をもとにした最新の生命科学入門!

 今やさまざまな生命現象が細胞・分子レベルで解明され、生命の本質への理解が格段に深まっています。生命活動の基本は、DNAの暗号を解読し、タンパク質を正しく作りつづけること。これが私たちの体のすみずみの、細胞ひとつひとつで24時間休みなく行われることによって、生命が維持されているのです。その過程には、何段階ものステップがあり、そのたびにエラーを訂正する巧妙な機能が組み込まれています。
 本書では、細胞内で繰り広げられる生命現象を、基本からやさしくひもときながら、最後は現在もっともホットな分野である「タンパク質の品質管理メカニズム」=「小胞体ストレス応答」研究の最先端を紹介します。
 小胞体ストレス応答とはまだ一般には耳慣れない言葉ですが、生命の基盤としてタンパク質合成の要となり、糖尿病、アルツハイマー、動脈硬化、がんなど、さまざまな病気に関与しているとして世界中から注目を集めています。著者は、その仕組みを解明し、ノーベル賞の前哨戦と言われる数ある国際的な科学賞を総なめにした日本を代表する研究者。その著者が、10年以上にわたって磨きをかけてきた京都大学の名物講義をもとに書き下ろした、生命科学入門の決定版です。

はじめに
第1章 物質から生命へ
第2章 遺伝子からゲノムへ
第3章 DNAからタンパク質へ
第4章 細胞から細胞内小器官へ
第5章 タンパク質の形成と分解
第6章 驚異の復元力──小胞体ストレス応答の発見
第7章 生命の基盤を解き明かす──ヒトの小胞体ストレス応答研究の最前線
おわりに


森 和俊[モリ カズトシ]
著・文・その他

内容説明

今やさまざまな生命現象が細胞・分子レベルで解明され、生命の本質への理解が格段に深まっています。生命活動の基本は、DNAの暗号を解読してタンパク質を正しく作りつづけること。生命の基盤「小胞体ストレス応答」の仕組みを解明した世界的研究者が、細胞内で働く巧妙なメカニズムをやさしくひもときます。

目次

第1章 物質から生命へ
第2章 遺伝子からゲノムへ
第3章 DNAからタンパク質へ
第4章 細胞から細胞内小器官へ
第5章 タンパク質の形成と分解
第6章 驚異の復元力―小胞体ストレス応答の発見
第7章 生命の基盤を解き明かす―ヒトの小胞体ストレス応答研究の最前線

著者等紹介

森和俊[モリカズトシ]
1958年岡山県倉敷市生まれ。1985年京都大学大学院薬学研究科博士課程退学。1987年京都大学薬学博士。岐阜薬科大学助手、テキサス大学博士研究員、エイチ・エス・ピー研究所副主任研究員・主任研究員、京都大学大学院生命科学研究科助教授を経て、京都大学大学院理学研究科教授。小胞体ストレス応答研究の開拓者。ワイリー賞、カナダ・ガードナー国際賞、紫綬褒章、上原賞、朝日賞、ショウ賞、アルバート・ラスカー基礎医学研究賞、トムソン・ロイター引用栄誉賞、恩賜賞・日本学士院賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gonta19

92
2016/5/25 Amazonより届く。 2017/11/15〜11/22 小胞体ストレス応答の研究で著名な森和俊先生の京大での講義をまとめたもの。流石によく練られていて、面白く知識を得ることができた。自分もきちんと生物を勉強していないので、大変参考になった。やっぱり一度通史をやらないとダメだなぁ。2017/11/22

翔亀

44
【コロナ23】副題に「最新・生命科学入門」とあるが、その謳い文句に全く偽りはない。著者はノーベル賞に最も近いともいわれている最先端をいく研究者だ。その最先端の成果が初心者にも正確に伝わるよう書かれた入門書なのだ。まず前半部分はDNAやたんぱく質の生成のしくみなど分子生物学の基礎が丁寧に説明される。大学の教科書と違うのは、ノーベル賞を獲得した科学者たちの成果を織り込みながら、臨場感あふれる読み物となっている点だ。この分野がこんなに多くのノーベル賞研究者の成果の蓄積の上に発展してきたことにまず驚く。↓2020/06/21

テイネハイランド

19
図書館本。著者は、細胞内のタンパク質品質管理メカニズムである「小胞体ストレス応答研究」の第一人者。同じブルーバックスのバイオ系解説本(武村政春「たんぱく疾入門」)などと比べると、著者の説明の仕方が大変わかりづらく、少ないページに高度な内容を詰め込みすぎており入門書として読むには不向きだと感じた。また、参考文献リストも巻末に明示されていないのも気になる。ブルーバックスの本は編集部により本の内容がほとんど管理されてないので、いい本にあたるかどうかは宝くじみたいなところがあるのが面白い。2016/06/18

おの

16
年始一発目は積読本を。6章くらいから頭に入らなくなってきたので要再読。RNAを遺伝物質として使うと、脱アミノ化でCがUに変わっちゃった時に元々Uだったのか脱アミノ化で変わった元Cなのか分からないから、遺伝情報としては不安定という話が面白かった!あと具体的な実験手法や論文競争など載ってて面白い。2024/01/02

shinano

13
小胞体ストレス応答にぼくの興味ベクトルをロックした。この一冊は一年のうちに再読しておこうと思う。酵母の小胞体ストレス応答からヒト細胞の小胞体ストレス応答へ研究の拡大によりわかったこと、生命システムへの喝采。塩基配列、アミノ酸、タンパク質を勉強してからDNA・RNAを勉強したほうがいいのか、その逆から攻めたほうがいいのか。これまでの分子生物学書物から概観すると両方ありえるなあ。2020/03/24

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