• ポイントキャンペーン

講談社現代新書
ベートーヴェンの交響曲

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 269p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879156
  • NDC分類 764.31
  • Cコード C0273

出版社内容情報

九つの交響曲はみな個性的。深く知れば知るほど、クラシックの虜になってしまうはず!第1番 ハ長調 「喜びにあふれた幕開け」 第2番 ニ長調 「絶望を乗り越えた大傑作」 第3番 変ホ長調 『英雄』「新時代を切り拓いた『英雄』」 第4番 変ロ長調「素晴らしいリズム感と躍動感」 第5番 ハ短調「完璧に構築された究極の構造物」 第6番 へ長調『田園』「地上に舞い降りた天国」 第7番 イ長調「百人百様に感動した、狂乱の舞踏」 第8番 へ長調「ベートーヴェン本人が最も愛した楽曲」

第1番 ハ長調 作品21 「喜びにあふれた幕開け」
第2番 ニ長調 作品36 「絶望を乗り越えた大傑作」
第3番 変ホ長調 作品55 『英雄』「新時代を切り拓いた『英雄』」
第4番 変ロ長調 作品60「素晴らしいリズム感と躍動感」
第5番 ハ短調 作品67 「完璧に構築された究極の構造物」
第6番 へ長調 作品68 『田園』「地上に舞い降りた天国」
第7番 イ長調 作品92 「百人百様に感動した、狂乱の舞踏」
第8番 へ長調 作品93 「ベートーヴェン本人が最も愛した楽曲」


金 聖響[キム セイキョウ]
著・文・その他

玉木 正之[タマキ マサユキ]
著・文・その他

内容説明

もっと深く、もっと楽しく。気鋭の指揮者が全九曲に挑む。

目次

第1番 ハ長調作品21「喜びにあふれた幕開け」
第2番 ニ長調作品36「絶望を乗り越えた大傑作」
第3番 変ホ長調作品55『英雄』「新時代を切り拓いた『英雄』」
第4番 変ロ長調作品60「素晴らしいリズム感と躍動感」
第5番 ハ短調作品67「完璧に構築された究極の構造物」
第6番 ヘ長調作品68『田園』「地上に舞い降りた天国」
第7番 イ長調作品92「百人百様に感動した、狂乱の舞踏」
第8番 ヘ長調作品93「ベートーヴェン本人が最も愛した楽曲」
第9番 ニ短調作品125『合唱付』「大きな悟りの境地が聴こえてくる」

著者等紹介

金聖響[キムセイキョウ]
1970年大阪府池田市生まれ。ボストン大学哲学科を経て、ニュー・イングランド音楽院大学院指揮科修士課程修了。1988年「ニコライ・マルコ国際指揮者コンクール」優勝。2003~06年、大阪センチュリー交響楽団専任指揮者

玉木正之[タマキマサユキ]
1952年京都市生まれ。雑誌記者を経て、スポーツライター、音楽評論家、小説家、放送作家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

306
それと名指しで書いてはいないが、著者は宇野功芳が、あるいは彼の独断的な批評の在り方が嫌いなのだろう。今思えば、確かにそれは前世紀的ではあった。金聖響のベートーヴェンは全く違っていた。最初の和音がこんなに明るく響いている。それなら交響曲の全編を純音楽的に響かせてみよう、といった姿勢が貫かれている。ベートーヴェンの交響曲から物語と神話を剥いでいって音楽を奏でるのである。ここくるまでにアーノンクール等のピリオド楽器による古典派の演奏が果たした役割も大きいだろう。やはり、彼らがこうした演奏に先鞭をつけたのだから。2017/12/10

太田青磁

22
改めて9曲どれも名曲ですね。時代背景や譜面の一部を載せた解説を読んで、おもわず鼻歌混じりで読んでしまいました。ベートーヴェンの当時の革新的スタイルに、こだわりポイントやロックやジャズとの比較に新たな演奏を模索する著者のチャレンジ精神を感じますね。個人的にはエロイカが1番好きですが、第9が1番聴いてるかも。1、2、8は金聖響さんの指揮で聴いて見たいですね。スコア見ながら聴きなおしたら、いろんな音が立体的に聴こえてくる気がします。コンサートに行きたくなりますね。2012/03/18

かるかん

19
『諸君、拍手を!喜劇は終わった』 章が交響曲ごとになっているので、あとで読み返しやすいかもしれない。 ちょっとしたベートーヴェンの生活や気性についても書いてあったり、記号についての説明についても補足されているのでクラシック通でなくてもまったく問題なく読める。2014/06/05

Hiro

13
指揮者 金聖響さんによるベートーベン9つの交響曲の解説の書。専門家による“香り深い”解説なんかと違って、一般人が入って行きやすい、近寄りやすい内容で◎2024/03/02

karutaroton

12
2007/12のレビュー。最近めったに聴かなくなりましたが、高校時代オーケストラ部に所属し、スコアを眺めながらCDを聴き、中には演奏してたので、一般的な感想としてはあてにならないかも --- 技術的な話も交えつつ、分かりやすく説明されています。十何年も前に買ったベートーベンの交響曲全集を引っ張りだしてしまいました。2019/03/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7247
  • ご注意事項