講談社現代新書<br> かけがえのない人間

個数:
電子版価格
¥891
  • 電書あり

講談社現代新書
かけがえのない人間

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月18日 18時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879361
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

自分のかけがえのなさを取り戻し、社会の信頼を取り戻す。愛されるよりも愛する人になる。すべてはそこから始まります。人間はひとり一人に世界の中心がある存在だ。「別に私でなくてもいい。誰でもいい。自分のようなものはどこにでもいる」交換可能性は現代人の多くが抱える悩みです。自己信頼と社会共感を取り戻す智慧とは。(講談社現代新書)

プロローグ 交換可能でない「私」
第1章 ダライ・ラマの愛と思いやり
第2章 私たちは使い捨てじゃない
第3章 評価が、生きることの最終目標か
第4章 ネガティブなことに大きな価値がある
第5章 愛されるより愛する人になる


上田 紀行[ウエダ ノリユキ]
著・文・その他

内容説明

私は情けない人間ではないんだ。社会から見捨てられた、交換可能な消耗品、「使い捨て」なんかではなくて、かけがえのない人間なのだ、ということを自ら引き受けた時に、私たちのいろいろな行動は自ずと変化していきます。愛されるより愛する人になる。

目次

プロローグ 交換可能でない「私」
第1章 ダライ・ラマの愛と思いやり
第2章 私たちは使い捨てじゃない
第3章 評価が、生きることの最終目標か
第4章 ネガティブなことに大きな価値がある
第5章 愛されるより愛する人になる

著者等紹介

上田紀行[ウエダノリユキ]
1958年、東京都に生まれる。東京大学大学院文化人類学専攻博士課程修了。愛媛大学助教授を経て、東京工業大学大学院准教授(社会理工学研究科価値システム専攻)。86年よりスリランカで「悪魔祓い」のフィールドワーク調査を行い、著書において「癒し」の観点を最も早くから提示。新聞・テレビ等メディアで日本社会変革の提言を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ☆

12
他の人が欲しがるものをあなたも欲しがりなさいという植え付け。2015/09/04

マロン

9
生きる意味を読んで、感銘を受けたので、迷わず購入。信頼の崩壊や評価主義の蔓延によって起こるかけがえのなさの喪失。確かにその通り。かけがえのなさは生きる力にも繋がってくる。しかし、生きる力を教える存在の教師も評価される世界で生きている。その結果起こるのが大津のようないじめの隠蔽。「いい評価をもらうこと」ではなく、「評価を励ましにして、自分を成長させていくこと」をまず第一に認識すべきなのは、子どもたちにかけがえのなさを教える教師のような気がする。2013/03/02

夢民

9
貴方はかけがえのない人間だ。といわれたいですか?ならなぜ貴方はその気持ちを目の前の人に伝えないのですか?「私なんかが」とかおもっていませんか?だから「あんたなんか」なのです。「大切だ」と言われたらその人のことを「大切に」おもいませんか。これは卵と鶏の話なのです。卵が自分鶏が他人。突然変異できるのは卵だけ。変われるのも自分だけ。変わってみませんか?2010/10/02

たかやん

5
冒頭の小泉チルドレンへの小泉さんの発言からいきなり心を鷲掴みされ、本書はページを思わず止めてしまう事が幾度もあった。一夜漬けの勉強、SNSのいいね、異性へのモテ意識に熱心な自分というものを丸裸にさせられる。ただ、読後に壮大な疑問がうまれる。「愛する」とは何か。仮に何かを愛したとしても愛する対象同士に優劣をつけてしまいそう。優劣をつけられるものは愛ではないのだとしたら、自分は何かを愛せるだろうか?被害者意識から他者=加害者をつくる、人を怒らずシステムに怒れというダライラマの教え…など学びが実に多い。2016/02/02

rigmarole

5
印象度B。使い捨てにされても諦めているような現代人の状況が今後も続くと日本は滅びる、という危機感は伝わってきます。他者を愛し、社会を主体的に作る行為が自己を「かけがえのない」ものにする、という結論も、最近読んだ何人かと共通していて、素直に受け入れられます。しかし結局は読者のメンタリティに訴えているだけで、深く突き刺すものに欠けている感がしました。自伝は興味深かったですが、「こんな特殊な人生を経てきた彼だからこそ『かけがえのない』人間が出来たのだ」という印象を与えてしまい、却って論拠を弱めているかも。2014/01/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/467407
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品