講談社現代新書<br> 数字でみるニッポンの医療

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講談社現代新書
数字でみるニッポンの医療

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879675
  • NDC分類 498.021
  • Cコード C0236

内容説明

医療の値段は言うに及ばず、「質」も数字で表すことができれば、医療はもっとわかりやすく、身近なものになる。そんな発想から、本書は生まれた。例えば、心臓のバイパス手術の場合、手術件数の少ない病院は、手術を多く実施している病院に比べて、患者の死亡率が2倍も高い。こうしたデータが手に入れば、病院や医師を選ぶ時にも役立つ。

目次

第1章 日本の医療費は高いのか
第2章 身近な医療費
第3章 高齢者と終末期医療
第4章 がん・生活習慣病
第5章 心の病気
第6章 出産・子育て
第7章 医師の姿
第8章 検査大国
第9章 薬を巡るあれこれ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

24
2000年代後半の日本の医療の問題点、課題を根拠の数字を交えて列記するコラム集で読売新聞への連載が初出。新聞連載らしく深掘りするというよりは多くの課題を頭出しするスタイル。当該分野は課題が明確なのにも関わらず15年近く経っても本質的に何も変わっていないことに改めて気付かされる。Covidにおいて対策の開始、エグジットとも後手に回った理由がここにあるように思う。2023/05/21

佐島楓

16
医療費、終末期医療、生活習慣病などさまざまな切り口から日本の医療を検証。ひとつひとつのトピックがコンパクトで読みやすく、わかりやすかった。現在の実態を知りたい方や問題意識を持つ方におすすめしたい本。2014/03/03

Kosuke Nakajima

1
厚生労働省は国家財政を考えて、政策を決めている。それは確かに理想論として病院で手厚く患者を診ることができたら、いいだろう。しかし、財源がないのである。病院は赤字なのである。それなのにいたずらに患者患者とあおっているこの本はどうなのか?そういった実態を伴わない先入観だけの報道が危険なのではないのか?新聞欄を埋めなくてはいけないという意識からか、マスコミは芸能人のプライバシーをいたずらに侵害する。第一、そんなに国とか医療者叩くんだったら、解決策とか見せろ それならお前らだけで、高齢者の医療を運営して負担しろ2012/12/18

りんごちゃん

0
次元が違う金額や数字が出てきて実感が湧かない。 データの数字に踊らされいるということはよく分かった。2012/04/02

にいにい

0
新聞のコラムを読む感覚で手軽に読むことが出来ました。数字による根拠を基に、身近な医療に関する身近な疑問に一つ一つ焦点を当てています。2011/07/09

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