講談社現代新書<br> 伊達政宗、最期の日々

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講談社現代新書
伊達政宗、最期の日々

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880602
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

内容説明

太平の世にあって歴戦の老将は過去をかえりみ、わが亡き後の家の安泰に思いをめぐらす。息子や正室への戒め、家臣へのあたたかい気遣い、将軍・幕閣に対する深い慮り…。側近・木村宇右衛門が書き残した伊達政宗の肉声は、一代の英雄がいかに老い、死を受け容れたかを鮮やかに伝え、愛する者への「別れの作法」とは何かを現代人に教えてくれる。

目次

第1章 くもりなき心の月をさきだてて(齢、すでに古稀;いとま乞いの江戸行き;日光社参)
第2章 病身をおして(「医師団」の差遣;御心ざしかたじけなく存じ候;死を前にしたユーモア)
第3章 将軍家光との別れ(隠密の御成;障子越しのドキュメント;小姓は見た!)
第4章 殉死を望む家臣たち(上意の鍼治療;息子とのスキンシップ;むげに死なんは口惜しきことなり)
第5章 政宗臨終(愛姫からの手紙;会えぬがゆえに;最期の夜)