講談社現代新書<br> 動きが心をつくる―身体心理学への招待

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講談社現代新書
動きが心をつくる―身体心理学への招待

  • 春木 豊【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062881197
  • NDC分類 141.2
  • Cコード C0211

出版社内容情報

身体の動きを軽視する現代人。でも実は、姿勢・呼吸・歩き方といった身体の動きが心にも大きな影響を与えている。その実態を明らかにする。さらに心身を健康にする実践的ボディワークも紹介!    

【本書で紹介される実例】
・呼吸で「呼息」「腹息」「長息」の三つを意識すると、心が落ち着き、気力が充実する
・筋肉の緊張をやわらげると、恐怖心が収まる
・笑顔を禁じると、おもしろいという感情も減る
・ずっとうつむいた姿勢でいると、うつっぽい気分になり、前頭葉も活性化しない
・速いテンポで歩くと、活動性が高まる
・幼児期に親との接触する機会が多いと、孤独感が低くなる


第1章 心が生まれる前
第2章 心の誕生
第3章 動き、体、心
第4章 心が先か、動きが先か
第5章 動きから心へ
第6章 レスペラント反応と生理・心理との関係
第7章 新しい人間の全体像
第8章 人間の根源の様相
第9章 からだ言葉
第10章 エンボディド・マインド
第11章 生活を豊かにする心身統一ワーク


春木 豊[ハルキ ユタカ]
著・文・その他

内容説明

赤ちゃんは周囲の人を自分にひきつけるための反応を生得的に備えて生まれてくる。ひよこの緊急時に発するピーという高い発声に対して、親鳥は敏感に反応する。人間でも赤ちゃんの独特の泣き声は、親を動かす。また大人からみて微笑と見える赤ちゃんの顔面筋肉の反応は、周りの大人にかわいいと思わせるためのものであると考えられている。脳科学ではわからない心と身体の動きとの深~い関係。心身統一のための実践的ボディワークも紹介。

目次

第1章 心が生まれる前
第2章 心の誕生
第3章 動き、体、心
第4章 心が先か、動きが先か
第5章 動きから心へ
第6章 レスペラント反応と生理・心理との関係
第7章 新しい人間の全体像
第8章 人間の根源の様相
第9章 からだ言葉
第10章 エンボディド・マインド
第11章 生活を豊かにする心身統一ワーク

著者等紹介

春木豊[ハルキユタカ]
1933年東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。文学博士。専攻は身体心理学、健康心理学。早稲田大学人間科学部教授などを歴任。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たまきら

48
夫が先に読み、「当たり前だよね」ときょとん。…鍼灸師やダンサー、格闘家といった体に関わるキャリアを積んでいる人たちと友人になって知ったのは、彼らが「心は体が左右している」という生物的な事実を経験で知っているところです。だから彼らが健康というわけではありませんが、辛いときほど笑え、背筋を伸ばせ、緊張したら十秒筋肉を固めろ、落ち込んだら走ってこい、といったやつらの体育会系ハラスメントみたいなアドバイスって、結構問題を解決するんですよ…。同時に自分は頭でっかちな美大女子だったので著者の言うことよくわかります。2023/01/23

さっちも

21
脳が意識を司ってるのだから脳のポテンシャルで人生が変わるのかといえばそうではない。例えば動物は獣に腕を噛まれたとか痛覚的に痛い経験をして、脳が記憶して行動を促すようにできている。背骨を伸ばして深い息を吸うようにすれば前向きな気持ちになるし、猫背で浅い呼吸をすればネガティブになる。心が心をつくるのではなく、姿勢や身体が心を作るとも考えられる。禅寺に行ったりすると善の意味や効用を聞いてから坐禅を「それでは!」としたくなる。そうではなく「ただ座れ!」と坊主に怒鳴られて座らせられる。2023/01/30

芽依*

17
今までにはあまり読んだ事の無い内容で、違う見方が出来て面白いと思った。心が先か動きが先か。2019/05/10

テツ

15
肉体と精神は互いに影響しあっている。誰もが経験上知っているあたりまえといえばあたりまえなことだとは思うけれど、日常生活においてその相互の影響ってわりと軽視されがちだよな。呼吸法や軽い筋トレやストレッチで、人の精神はわりと良い方向に向かっていく。気楽に楽しめる散歩などを生活に取り入れて、肉体を動かすことによって意識的に精神の健康も保つよう心がけていきたいですね。肉体の動きで精神を引きずってコントロールしていきたい。2022/06/23

Sakie

15
人間は脳や心が先にあったのではなく『始めに身体ありき』だ。知覚ののちに情動が生まれ、心の状態と身体は相関関係にある。そんな経験的に自明のことが、科学的に証明するとなると複雑怪奇な理論モデルとして示される。反射であり、意図的にもできる身体反応=「レスペラント反応」と気分・情動の相関を、呼吸、筋弛緩、表情、発声、姿勢、歩行、対人距離の項目に分けて説明している。著者は太極拳の経験もあるので、動くことと心について直感はおありなのだが、行動心理学畑であるために、その乖離を埋めきれていない様子。興味深いぶん、残念。2016/08/17

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