出版社内容情報
単純な化合物だった生命は、悠久の時を経て、多様化し高度な知能を有する人類へと進化した。そこにはどんなからくりがあったのか?現在の地球に存在する多様な生き物たちは、単純な化合物から進化してきたと考えられている。「生命」が単なる物質から決別し、その脈打つ「鼓動」を得たのは、どんな出来事が転換点となったのだろうか? 本書では、最近の生命科学の進展から得られた数々の知見を通じて、生命の根源的な性質を「自己情報の保存とその変革」という二つの要素と捉える。これらが悠久の時を経て織りなす「生命」という現象の「からくり」に迫る。
序章 生命の糸・DNA
第一章 生命と非生命
第二章 情報の保存と絶え間なき変革
第三章 不敗の戦略
第四章 幸運を蓄積する「生命」という情報システム
第五章 生命と文明
終章 絡み合う「2本の鎖」
中屋敷 均[ナカヤシキ ヒトシ]
著・文・その他
内容説明
単純な化合物だった生命は、悠久の時を経て、多様化し高度な知能を有する人類へと進化した。そこにはどんな「からくり」があったのか?サイエンスミステリーの新たなる傑作が誕生。
目次
序章 生命の糸・DNA
第1章 生命と非生命
第2章 情報の保存と絶え間なき変革
第3章 不敗の戦略
第4章 幸運を蓄積する「生命」という情報システム
第5章 生命における情報とは何か
第6章 生命と文明
終章 絡み合う「二本の鎖」
著者等紹介
中屋敷均[ナカヤシキヒトシ]
1964年、福岡県生まれ。1987年京都大学農学部農林生物学科卒業。博士(農学)。現在、神戸大学大学院農学研究科教授(細胞機能構造学)。専門分野は、植物や糸状菌を材料にした染色体外因子(ウイルスやトランスポゾン)の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅花
白義
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武井 康則
しゅわっち