講談社現代新書<br> 「日本人の神」入門―神道の歴史を読み解く

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講談社現代新書
「日本人の神」入門―神道の歴史を読み解く

  • 島田 裕巳【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883702
  • NDC分類 172
  • Cコード C0214

出版社内容情報

戦慄すべき天照大神や八幡神の存在を日本人はどのように鎮め崇めてきたのか。「神仏習合」に始まる私たちと「神道」の関係を読み解く人間と宗教の歴史は長く深い。それは国民国家のレベルを超えて「人はどこで何のために生きるのか」という場所性や共同体に関わる問いでもある。日本人にとって、神道と天皇、また皇祖神との繋がりは重要であった。本書のサブタイトルである「神道の歴史を読み解く」は、今だからこそ我々が議論すべき主題である。そのために、古代の「神仏習合」から明治以降「神仏分離」の理解から始めようという現代人必読の入門書である。

はじめに
第一章 場所性をもつ日本の神 一神教との対比
第二章 怖れられた皇祖神・天照大神
第三章 戦慄すべき八幡神
第四章 日本的三位一体
第五章 出雲大社と大国主、そして出雲国造
第六章 神を祀るということ
第七章 人を神に祀る
第八章 日本的一神教
おわりに
あとがき


島田 裕巳[シマダ ヒロミ]
著・文・その他

目次

第1章 場所性をもつ日本の神 一神教との対比
第2章 怖れられた皇祖神・天照大神
第3章 戦慄すべき八幡神
第4章 日本的三位一体
第5章 出雲大社と大国主、そして出雲国造
第6章 神を祀るということ
第7章 人を神に祀る
第8章 日本的一神教

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京生まれ。宗教学者、文筆家。76年東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。84年同博士課程修了(宗教学専攻)。東京女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヒデキ

48
書名の「」が、気になっていたのですが、 大野晋さんの著作へのオマージュでしょうか? 元の本を読んでないので判らないのが、残念です 古代の祭祀についての解説から、新宗教の解説までの流れで すが、日本の今の多神教が、どんな方向へ向かうのかを論じたいように思えました 日本で発生するかもしれない一神教の方向を書こうとしているのか、避けているのか・・・ 神社が、祀っている神は、果たして何なのか 考えてしまいます2023/10/14

かんやん

34
日本人は神をいかにも祀ってきたのか。そもそも何が神とされてきたのか。偏在する一神教の神とは違い、日本の神々は場所と結びつけられてきた。皇祖神である天照大神はなぜ都から離れた伊勢に祀られているのか。渡来人の信仰していた八幡神がいかに第二の皇祖神となったのか。出雲大社の古の姿。仏教との習合がもたらしたもの、菅原道真の変容etc……自分の無知も手伝って、一々面白い。毎年春日大社に初詣に行っていて、祭神については全く知らなかった。本地垂迹や廃仏毀釈について、教科書はここまで突っ込んで教えてくれなかったしなあ。 2020/04/30

slider129

20
仏教や寺社の知識が深まると日本史の理解度は高くなるが、お寺は仏教芸術のお陰で興味は持てるのが、神社に関しては今ひとつ興味が湧きにくい。神仏習合の事は理解していたつもりだが、本書を読み改めて日本人にとって神道も仏教も等しく身近にあったものだと再認識し、寺と神社をセットで考えないと過去の日本人の宗教観を理解出来ないことがわかった。よく勝者が歴史を書き換えるとはよく言うが、今も寺社を訪れると明治政府が天皇を中心とした国づくりの為に、廃仏毀釈によって神道における国民教化を行った形跡が確認出来る事も教えられました。2016/10/21

funuu

20
代々の天皇が、持統天皇を除いて、伊勢に行幸しなかったのも、天照大神を怖れてのことだったように思われる。天皇が伊勢に近づけば、よからぬことが起こる。それは仲哀天皇にまつわる物語が警告しているところである。八幡大菩薩が応神天皇と習合し、第二の皇祖神の地位を獲得していたからである。オットーが強調するように、神というものは戦慄すべ強調ものであり、恐ろしい存在なのである。しかし、現代の日本に暮らす私たちには、そうした感覚を持っていない。私たちは、神という存在を、自分たちの願いをかなえてくれる好ましいものとしてとらえ2016/09/22

やす

13
現代の神仏と人間や社会との関わり方は歴史的には浅いものであって、そのときの政治状況に大きく依存する。それは時代時代の日本人の精神の現れにも直結している。逆に人間の精神世界の表現が宗教であるともいえる。2016/10/16

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