講談社文庫<br> 100万分の1回のねこ

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講談社文庫
100万分の1回のねこ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784065139981
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

谷川俊太郎、江國香織、川上弘美、角田光代らによる、佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集

江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
岩瀬成子「竹」
くどうなおこ「インタビューあんたねこ」
井上荒野「ある古本屋の妻の話」
角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」
町田康「百万円もらった男」
今江祥智「三月十三日の夜」
唯野未歩子「あにいもうと」
山田詠美「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」
綿矢りさ「黒ねこ」
川上弘美「幕間」
広瀬弦「博士とねこ」
谷川俊太郎「虎白カップル譚」

江國 香織[エクニ カオリ]
著・文・その他

岩瀬 成子[イワセ ジョウコ]
著・文・その他

くどう なおこ[クドウ ナオコ]
著・文・その他

井上 荒野[イノウエ アレノ]
著・文・その他

角田 光代[カクタ ミツヨ]
著・文・その他

町田 康[マチダ コウ]
著・文・その他

今江 祥智[イマエ ヨシトモ]
著・文・その他

唯野 未歩子[タダノ ミアコ]
著・文・その他

山田 詠美[ヤマダ エイミ]
著・文・その他

綿矢 りさ[ワタヤ リサ]
著・文・その他

川上 弘美[カワカミ ヒロミ]
著・文・その他

広瀬 弦[ヒロセ ゲン]
著・文・その他

谷川 俊太郎[タニカワ シュンタロウ]
著・文・その他

内容説明

佐野洋子の絵本『100万回生きたねこ』は、一九七七年に発売されて以来、今なお多くの人に読まれ続けている大ロングセラー。本書は、江國香織、谷川俊太郎をはじめとする十三人の作家や挿絵画家が、佐野洋子とこの絵本に敬意を込めて書き上げた短篇集。愛と死、生きることについて深く考えさせられる。

著者等紹介

江國香織[エクニカオリ]
1964年東京都生まれ

岩瀬成子[イワセジョウコ]
1950年山口県生まれ

くどうなおこ[クドウナオコ]
1935年台湾生まれ

井上荒野[イノウエアレノ]
1961年東京都生まれ

角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ

町田康[マチダコウ]
1962年大阪府生まれ

今江祥智[イマエヨシトモ]
1932年大阪府生まれ

唯野未歩子[タダノミアコ]
1973年東京都生まれ

山田詠美[ヤマダエイミ]
1959年東京都生まれ

綿矢りさ[ワタヤリサ]
1984年京都府生まれ

川上弘美[カワカミヒロミ]
1958年東京都生まれ

広瀬弦[ヒロセゲン]
1968年東京都生まれ

谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

206
有名の絵本から生まれた数々の物語。佐野洋子さんが伝えた思いを各々の形で受け取っている。答えはひとつではない。何度も生きることが幸福とは限らない。一度きりの人生は今しかない。生きていれば愛も嘆きもある。特別な人生なんてなく全て特別。人間は自由な猫に憧れるけど、猫もそう望んでいるのかも。どちらも不思議な存在で、どちらの生も大変。後悔は必ず訪れるけど、もう一度やり直したい、そう思わずに最期を迎えられたらいい。記憶を残したまま生死を繰り返すなんてとても怖くてできないから。しあわせとふしあわせ、そのまんなかがいい。2024/03/17

小梅

176
猫本2冊目。佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」に捧げるトリビュート短編集。町田康の「100万円もらった男」が良かったなぁ〜2019/02/15

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

171
どの作家さんもこの絵本が大好きなんだな、と思わずにはいられない。それぞれその作家さんらしさ溢れる「100万回生きたねこ」に寄せる思い。 江國香織さん、井上荒野さん、山田詠美さん、綿矢りささんの作品がこの順で好き。町田さんの作品はあまりにも町田さん過ぎて異色を放ってて笑えます。 好きな作品に好きな作家さん達がこぞって短編を寄せてる!と期待し過ぎた感はありますが、ファンとしては読んでよかった。やっぱり有名な作品に寄せる作品を書くのは、有名な作家さんといえど緊張するのでしょう。2019/05/18

佐々陽太朗(K.Tsubota)

103
本書は佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集です。私のお気に入りは江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」、井上荒野「ある古本屋の妻の話」、角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」といったところ。それぞれ”人を愛することとはなにか”についてひとつの答えに到達していると思えるからである。久しぶりに『100万回生きたねこ』の頁を開いてみたくなった。2019/01/28

エドワード

100
「100万回生きたねこ」を最初に見たのは絵本ではなく、NHKの「母と子のテレビ絵本」だった。最も印象に残るのは、やはりポツンとつぶやく「飼い主なんか、きらいでした。」のセリフ!怖い絵本は珍しくないが、これほど強烈で逆説的なセリフは無い。子供たちも、ビックリしたろうなあ。さて、この有名な絵本にトリビュートする豪華執筆陣。綿矢りささんが良かった。広瀬弦さんのは、原作そのものだ。川上さん、江國さん、角田さんなど、それぞれの文体になっていて面白い。ねこ、感情的で、媚びない、可愛いヤツ。絵本に欠かせないヤツだ。2019/02/07

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