日本の古典をよむ<br> 枕草子

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093621786
  • NDC分類 914.3
  • Cコード C1395

出版社内容情報

日本古典文学のベストセラーが現代語訳と原文でよめる『日本の古典をよむ』シリーズ第4回配本。 平安時代、一つの不可思議な作品が生れた。宮中の出来事から折々の風物、はては好きなもの嫌なものまでを、独自の視点と斬新なセンスで綴った新奇にして斬新なその作品は、『枕草子』と名付けられ、「随筆」と呼ばれるジャンルの夜明けを告げるものとなった。 おなじみの「春はあけぼの」、お気に入りのものを綴った「うつくしきもの」、昇進できなかった人々の姿は興ざめだと描く「すさまじきもの」、自分の教養の自慢話など、その多種多様にして不可思議な世界は、千変万化の味わい――まるで言葉の玉手箱。平安時代のエスプリを、ぜひお楽しみください。

松尾 聰[マツオ サトシ]
著・文・その他/翻訳

永井 和子[ナガイ カズコ]
著・文・その他/翻訳

目次

春はあけぼの(第一段)
正月一日は(第三段)
大進生昌が家に(第六段)
上に候ふ御猫は(第七段)
清涼殿の丑寅の隅の(第二一段)
生ひさきなく、まめやかに(第二二段)
すさまじきもの(第二三段)
にくきもの(第二六段)
心をときめきするもの(第二七段)
過ぎにし方恋しきもの(第二八段)〔ほか〕

著者等紹介

松尾聰[マツオサトシ]
1907年、東京都生れ。東京大学卒。平安文学専攻。学習院大学名誉教授。1997年逝去

永井和子[ナガイカズコ]
1934年、東京都生れ。お茶の水女子大学卒、学習院大学大学院修了。平安文学専攻。学習院女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mizuki

40
高校生の頃に暗唱させられた『春はあけぼの〜』が1番音とリズムが美しく、情景が見事に浮かんでくる。清少納言が感じた心ときめきするもの、うつくしきもの、はしたなきもの、くるしげなるもの等、同感でき楽しく読了。大人になってから読むと、枕草子も楽しく読めるのですね。受験生のときには楽しむ気持ちで読んでいなかったこともあると思いますが...。2016/01/13

Tadashi_N

25
日本初の取り止めもない文章。長さも話題も幅広い。2019/12/05

12
あやしくつぶれがちなるものは胸こそあれ。清少納言の目を通して語られる定子の魅力的なことと言ったら、大鏡や栄花物語にある薄幸の皇后像はすぐに薄らいで、かわりに美しく才気煥発で気持ちの明るい人気者の中宮像がむくむくと立ち現れてきた。斜陽の時を敢えて描かず、敬愛した女主人のときめいていた姿をひたすらに綴った清少納言の遠大な狙いだとまでは言わないけれど、千年の時を越えて訴えかけてくるものが確かにある。そして、そんな中宮定子に重用された彼女自身の誇らしい時代を語る筆の軽やかさ。随筆という枠に収まりきれない魅力です。2017/04/12

抹茶

12
昔の人も今の人も、考え方には大差がないのだと思った。可愛いと思うことも、にくらしいと思うことも、読んでいてこれわかる!と思うことが多々あって面白かった。清少納言がもし現代にいたら…ぜひ話してみたい!(笑)2016/08/03

エムパンダ

11
日記的章段は宮廷内の専門用語が現代語訳だけではわかりにくい。「にくきもの」等の「~もの」は現代の感覚と同じものだけでなくしっくりこないものもあって面白かった。中国古典の素養もなくてはいけない雅な人々の生活が垣間見れました。2021/07/29

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