中公新書<br> 戦前日本のポピュリズム―日米戦争への道

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中公新書
戦前日本のポピュリズム―日米戦争への道

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  • サイズ 新書判/ページ数 300p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121024718
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1221

出版社内容情報

なぜ普通選挙制と二大政党制はポピュリズム=劇場型大衆動員政治に陥り、日米開戦という不幸な結末へと至ったのか。現代への教訓とは。

内容説明

現代の政治状況を表現するときに用いられる「ポピュリズム」。だが、それが劇場型大衆動員政治を意味するのであれば、日本はすでに戦前期に経験があった。日露戦争後の日比谷焼き打ち事件に始まり、怪写真事件、満洲事変、五・一五事件、天皇機関説問題、近衛文麿の登場、そして日米開戦。普通選挙と二大政党制は、なぜ政党政治の崩壊と、戦争という破滅に至ったのか。現代への教訓を歴史に学ぶ。

目次

日比谷焼き打ち事件
大正期の大衆運動
朴烈怪写真事件―若槻内閣と劇場型政治の開始
天皇シンボルとマスメディア―田中義一内閣の時代
統帥権干犯問題と浜口雄幸内閣
満洲事変とマスメディアの変貌
五・一五事件裁判と社会の分極化
国際連盟脱退と世論―ポピュリスト松岡洋右
帝人事件
天皇機関説事件
日中戦争の開始と展開に見るポピュリズム―第一次近衛内閣の時代
第二次近衛内閣・新体制・日米戦争

著者等紹介

筒井清忠[ツツイキヨタダ]
1948年(昭和23年)、大分市に生まれる。京都大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。文学博士。奈良女子大学助教授、京都大学教授などを経て、帝京大学文学部日本文化学科教授・文学部長、東京財団上席研究員。専攻は日本近現代史、歴史社会学。『西條八十』(中公文庫、読売文学賞・山本七平賞特別賞受賞)ほか著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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