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中公新書ラクレ
野球×統計は最強のバッテリーである―セイバーメトリクスとトラッキングの世界

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121505330
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C1275

出版社内容情報

選手の真の実力を測る指標から、グラウンド内のあらゆる出来事を記録する追尾システムまで、野球界のデータ革命の最先端が分かる一冊。

内容説明

打率や防御率だけで選手を評価する時代は終わった。プレーの真の価値をはかるセイバーメトリクスを知らなければ、もはや熱心な野球ファンとは言えない。さらに、グラウンド内で起こるあらゆる出来事を記録するトラッキングシステムを知れば、野球の楽しみ方は無限に広がっていく。

目次

第1章 セイバーメトリクスとは何か―“主観”を排除してプレーを評価する(「セイバーメトリシャン」の思考;「映像」ではなく「数値」を統計的に分析する;「本当は選手ではなく“勝利”を買うべきだ」 ほか)
第2章 セイバーメトリクス指標早わかり―データ分析のプロによる徹底解説(出塁率(OBP)
長打率(SLG)
OPS ほか)
第3章 トラッキングシステムの世界―投球、打球、選手の動きがすべて丸裸に(野球のビッグデータ化を支えるトラッキングシステム;メジャーリーグは試合速報もメジャー級!?;野球の新テクノロジー「トラッキングシステム」をあれこれ語る座談会 パート1「ストレートはすべてシュートする!?」 ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フク

19
帯の〈ストレートは、全部変化球だった⁉︎〉というのは衝撃的な一文だろう。トラッキングシステムによる球種論が面白い。ノビのあるストレートをホップ型と明言していてスッキリ〈腕の振りが縦だから「ホップ型」は横の変化があまり得意ではないんです。〉確かに上原(元G)やT藤川は縦の変化が大きい。しかし同じくホップ型に分類されているH和田のスライダーはしっかり横に滑っている(ように見える)し、2人のような落ちる球の印象もない。リリース見てもよく分からん。とりあえず早く帰ってきてくれ。2019/08/01

ゲオルギオ・ハーン

18
野球を科学する一冊。『マネーボール』で有名になったセイバーメトリクスの各指標の定義と式を紹介した2章は選手の試合での貢献度を客観的に分析していて面白い。データ関係なしに見ると派手なプレーの選手に注目してしまうけど、定義をして集計・計算すると実はもっと活躍していた選手や違う指標で見るとまったく評価が変わる選手もいて面白かった。打者ならOPS(総合的な得点能力)、投手ならゴロ割合が特に面白い指標に感じました。打たれてもゴロにしやすいなら失点リスクが低いのでチームとしてけっこう安心するのではと思いました。2021/06/17

おくりゆう

15
セイバーメトリクスの入門書としては分かりやすく、後半の座談会におけるトラッキングシステムによるピッチャーの分類はかなり興味深い内容でした。2016/09/19

文章で飯を食う

11
マネーボールの理論編と言う趣き。今までの経験則が事実はどうなのか。先に活用したところの、アドバンテージが大きいだろう。実際に日ハムはゴロを打たせるピッチャーが多く、内野守備が固くて、きちんと戦略的に考えられているとか。2016/10/13

きぅり

7
マネーボールを見て、セイバーメトリクスに興味があった自分としてはいい入門書だった。某球団ファン、野球ファン、統計ファン移行していくと、野球場行って試合見ることも減るのかと思うと、それはそれで何か微妙な感じもした。2015/11/03

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