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青花の道―中国陶磁器が語る東西交流

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140911044
  • NDC分類 751.2
  • Cコード C1372

内容説明

白磁胎に、コバルト顔料で絵付をした彩画磁器、青花。元代、中国の景徳鎮で完成したといわれ、日本では「染付」と呼ばれている。なぜ、この時代、突然出現したのか、今もって謎である。元、明、清代、中国の特産品として、日本、アジア、イスラーム中東、さらにヨーロッパへと運ばれた。青花の伝世品や陶磁片を各地へ訪ね、全く新たな視点から、誕生をめぐる問題や謎をとらえ直し、「新陶磁の道」を提起する意欲作。

目次

序章 王宮の天井を埋め尽くす青花磁器
第1章 「陶磁の道」研究のパイオニアたち
第2章 青花磁器の誕生
第3章 元代の景徳鎮窯
第4章 明代の景徳鎮窯
第5章 青花磁器は海を越えて
第6章 スルタンの中国陶磁コレクション
第7章 琉球王国に下賜された青花磁器
第8章 海に眠る中国陶磁器
第9章 草原世界へ広がる青花磁器の道
第10章 青花磁器とチャイナ・ブーム

著者等紹介

弓場紀知[ユバタダノリ]
1947年奈良県生まれ。奈良教育大学教育学部卒業。九州大学大学院文学研究科修士課程修了。1973~2003年、出光美術館に勤務。現在、京都橘大学文学部教授。兵庫陶芸美術館副館長。専攻は考古学、陶磁器の東西交渉史。1998~2001年、フスタート遺跡出土の中国陶磁器の調査。2004~2006年、内モンゴル自治区陶磁器の調査。2000年小山冨士夫記念基金褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ckagami

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中世以来最強のグローバル商品であった中国の青花磁器(日本でいう染付)を軸に、窯元中国、エジプトの商業都市フスタート、オスマン帝国のイスタンブール、モンゴルの草原世界などで見つかるやきものが東西交流の血脈となっているさまを描く。 中国陶磁器が最強なのはわかるんだが、ちょっとほかをバッサリ「下手(げて)」って言い過ぎでは2021/09/25

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