文春文庫<br> ありきたりの痛み

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文春文庫
ありきたりの痛み

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167912499
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

直木賞で全選考委員に絶賛された『流』の著者が、愛する映画と音楽のこと、テキーラ、そして台湾の原風景について綴ったエッセイ集。

東山 彰良[ヒガシヤマ アキラ]
著・文・その他

内容説明

幼いころ過ごした台湾の原風景、直木賞受賞作『流』のモデルになった祖父の思い出、サラリーマンになりたての頃の愚かな喧嘩、マエストロの資格を取るほど惚れ込んだテキーラ、そして、愛する本と音楽と映画のこと―。売れなかった時代も、受賞直後の狂騒の日々も、この人の姿勢は変わらない。作家の魂に触れるエッセイ集。

目次

第1章 はじまりの風景(音楽が聴こえた日;ありきたりの痛み;サンタクロースの失敗 ほか)
第2章 銀幕にたぶらかされて(『実録・連合赤軍あさま山荘への道程』;『大いなる陰謀』;自己紹介 ほか)
第3章 孤独の雨(基本、ひとりぼっち 大学生への提言1;パーティが終わるとき 大学生への提言2;きっかけとしての旅 大学生への提言3 ほか)

著者等紹介

東山彰良[ヒガシヤマアキラ]
1968年台湾生まれ。幼少期を台北で過ごした後、日本に移る。2003年、「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞を受賞した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』で作家デビュー。09年『路傍』で大藪春彦賞、15年『流』で直木賞、16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞を受賞。17年に刊行した『僕が殺した人と僕を殺した人』では読売文学賞、渡辺淳一文学賞、織田作之助賞の3冠に輝く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

71
東山さんのエッセイ集だが、自身が生活の原点だと述べている、本、映画、音楽のことを中心に、お酒が好きでテキーラへのこだわり。台湾で生まれ日本に移り住んだ生活の違いの事等、様々入っているが、特に全体の半分以上を映画の評論で占められていた。筋金入りの映画好きのようで、短いながらも一本一本に込められた愛情があふれていた。自分も観たもの、観ていないものあったが楽しむことができた。台湾と日本との関係についての記載は、とても真摯な内容で改めてよく知ることができた。作家、東山彰良の一面を垣間見られる一冊。2019/06/28

voyager2

2
映画に関する感想が面白い。B級ものが多いのでアマプラで見れるの結婚ある点有難い。2022/07/31

バーニー

0
★★★☆☆2020/09/27

vivi

0
★★★★☆2019/05/08

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