出版社内容情報
血液内科で頻度の高い疾患、緊急度の高い症候と疾患をとりあげ、症例ベースで思考過程と実践能力を養う書籍。血液専門研修医が真っ先におさえておくべき、診断・治療・患者管理に重要な"鉄則"をマスターできる。
内容説明
血液内科最強の指南書。症例から思考過程を学び、実践能力を養う書。レジデントはもちろん、血液専門医にもおすすめ!
目次
1 病棟編(再生不良性貧血―まず重症度を評価しよう;自己免疫性溶血性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症―溶血性貧血にも強くなろう;急性骨髄性白血病―AMLの診断と治療の肝を把握しよう ほか)
2 一般外来編(貧血―貧血の原因は何だろう;赤血球増加症―どう鑑別して治療する?;白血球増加症―白血球分画に注目しよう ほか)
3 救急外来編(高度の貧血―高度の貧血をみたら、すぐ輸血?;不明熱、高度の出血傾向―いつまでも不明では困る、高度の出血傾向はemergencyだ;高度の汎血球減少症―白血球、赤血球、血小板、みんな少ない!これは大変! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねころじ
1
ざっと通読。血液診療で困ったらこれを読む2022/04/07
呼吸器内科医K
0
血液内科ローテート中に大変お世話になった。代表的な疾患ごとに、考え方や気をつけるべきポイントなどが分かりやすく網羅されている。とりあえず本書に書かれていることを実行していけば、大外しのない血液診療が可能になるだろう。2019/07/08
まにまに
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血算の読み方に続けて、岡田先生の本。血液内科の扱う領域をざっと勉強するために読みました。個別の血液疾患を自分で診ることはないけれど、輸血療法は内科なら何度も読み返すかな。2020/10/03