シリーズケアをひらく<br> べてるの家の「当事者研究」

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シリーズケアをひらく
べてるの家の「当事者研究」

  • 浦河べてるの家
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 医学書院(2005/02発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260333887
  • NDC分類 369.28
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 前作『べてるの家の「非」援助論』で,精神医療領域を超えて大きな注目を浴びた《べてるの家》で,今度は「研究」がはじまった。どうにもならない自分を,他人事のように考えてみる。するとなぜだか元気になってくる,不思議な研究。だから合い言葉は,「自分自身で,共に」。そして,「無反省でいこう!」    

《目次》
I わたしはこうして生きてきました-サバイバル系
 1 摂食障害の研究-いかにしてそのスキルを手に入れたか
 2 「こころの壁」の研究-児童虐待からの脱出
 3 生活の“質(しち)”の研究-金欠を生き抜く方法
 intermission 1 ライブ! 精神科外来待合室で、岡本さんに出逢う
II 汲めども尽きぬ泉たち-探求系
 4 くどさの研究I-幻聴さんにジャックされる人、されない人
 5 くどさの研究II-〈くどうくどき〉は食いしん坊だった
 6 被害妄想の研究-幻聴さんだって自立する
 7 “暴走型”体感幻覚の研究-もう誰にも止められない
 intermission 2 ライブ! 幻聴さんとのつきあい方
III あきらめたら見えてきた-つながり系
 8 逃亡の研究I-統合失調症から“逃亡失踪症”へ
 9 逃亡の研究II-安心して逃亡できる職場づくり
 10 ケンカの仕方の研究-発展的別居のすすめ
 intermission 3 ライブ! 当事者研究ができるまで
IV 人生は爆発だ!-爆発系
 11 爆発の研究-「河崎理論」の爆発的発展!
 12 マスクの研究-俺は爆発型エンターテイナー
 13 「自己虐待」の研究-そのメカニズムと自己介入について
 intermission 4 「当事者」としてのわたしは、何に悩み、苦しんできたのか
V わたしたちの「当事者研究」-インタビュー
 14 わきまえとしての「治せない医者」
 15 わたしはこの仕事に人生をかけない

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鈴

26
昔からべてる本は読んでいたのだけど、最近は親目線で読んでしまいます。飛び降りたり、家を全焼させたり、私はここに出てくる親のように子供を愛することができるだろうか?中山玄一さんの母親の言葉が沁みる。「息子が病気になったのは誰のせいでもない。自分を責めるのはやめよう。いろいろあったのかもしれないけれど、互いに違ってよい。わかりあえなくてもよいではないか。相手を尊重して、その人格に敬意を払っていけばよいのではないか」。手放して、子供が子供の人生を取り戻して初めて、この言葉が出てくる。2021/09/29

zag2

23
「べてるの家」をめぐる2冊目。精神障害を抱える患者さん自身、すなわち「当事者」が自分自身を研究するという、べてる独特の「当事者研究」について書かれたもの。精神障害に関してこれまで思い込んでいたことが大間違いだったと、あらためて感じました。同時に、自分自身を客観的に研究してみるって、健常者にとっても大事なことだと、納得しました。2021/04/16

nbhd

20
脳みそ2回転、笑って笑って感動した、すばらしい。べてるの家に暮らす統合失調症のひとたちによる自分研究本▼回転1。当事者研究では、摂食障害も逃亡癖も幻聴も爆発も、ひとつの「スキル」と捉えて、皆で共有する。たとえば摂食障害を持つ人は「食べ吐きのプロフェッショナル」となり、そのスキルを披露。結果、症状に至る過程を楽しく客体化▼回転2。そのスキルは、良いことに活かされることもある。たとえば、逃亡癖というスキルは、生活環境の緊張状態を測るカナリア的な役目を果たし、さらに、より強者の逃亡癖のひとを探すのに役立ちもする2016/11/04

Shun

10
当事者研究はコペルニクス的転回。 所々のイラストが、著者の概念を読者に対し、当事者となって体験する気持ちにさせてくれて、分りやすかった。 この面白い取り組みがされている現地に一度行ってみたい。2020/05/16

shikashika555

10
当事者研究というものについて 理解を深めたいと思い読んだ。 従来の精神科医療が外している所を、こういった形ですくい上げていくのは素晴らしい試みに思える。 何より、病む人を主体と捉え 尊重し 対等な人間同士として敬意を払う この姿勢! 当たり前の事であるが、当たり前でないのだ。 当事者同士の意見交換を通じて 症状や問題行動の軽減に繋がってゆく このプロセスの持つ(上手く言えないが)前向きさと耐久力よ! そして、並外れの問題を抱えた人たちを包摂してしまえる場が 持続運営できていることに感動と敬意をおぼえる。2019/05/18

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