出版社内容情報
最新のコスメティクス化学を手軽に学べる。原材料の変遷から,皮膚の構造と機能,技術の進展に伴い求められる多様な機能まで解説。
目次
第1章 コスメティクスの化学(コスメティクスの使用感とレオロジー;コスメティクス原料の物性制御;皮膚・肌に用いるコスメティクスの有用性)
第2章 コスメティクスが使われる皮膚の構造と機能(皮膚の構造;表皮の構造と機能;真皮の機能;紫外線とメラニン;皮膚のpH)
第3章 コスメティクス用原料の変遷(油脂誘導体;アコヤガイ素材より機能性化学物質の誘導:無機・有機化合物)
第4章 コスメティクスに求められる機能(美しさと感性―肌と真珠の輝き;化学構造と予測できるコスメティクス機能;バイオテクノロジーとコンピューター化学の化粧品原料への影響;コスメティクス製造技術;皮膚角化機能制御を夢見た化粧品開発;剤型制御で夢の発色)
著者等紹介
岡本暉公彦[オカモトキクヒコ]
1966年東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了。現在、順天堂大学特任教授(医学博士)。専門は香粧品科学、知的財産戦略、研究開発戦略
前山薫[マエヤマカオル]
2002年三重大学大学院工学研究科博士後期課程修了。現在、御木本製薬株式会社取締役(工学博士)。専門は香粧品科学、高分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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