越境する認知科学<br> 心を知るための人工知能―認知科学としての記号創発ロボティクス

個数:
電子版価格
¥3,740
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

越境する認知科学
心を知るための人工知能―認知科学としての記号創発ロボティクス

  • 谷口 忠大【著】
  • 価格 ¥3,740(本体¥3,400)
  • 共立出版(2020/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 68pt
  • ウェブストアに8冊在庫がございます。(2024年04月28日 05時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784320094659
  • NDC分類 548.3
  • Cコード C3311

出版社内容情報

人工知能や機械学習の発展を背景にしながら,人の心を知るために進展する認知科学のモデル研究について,新しく魅力的な旅路を紹介。

内容説明

子どもが言葉を覚えていくように、ロボットが自ら学習し発達することができるのだろうか。人工知能が人間の認知システムのダイナミクスをひも解く。

目次

第1章 実世界認知のモデル
第2章 人工知能と記号の旅路
第3章 カテゴリ形成と確率的生成モデル
第4章 概念とカテゴリを形成するロボット
第5章 語彙を獲得するロボット
第6章 内的表象を生み出すディープラーニング
第7章 記号創発ロボティクスと認知理解の発展
終章 越境する記号創発ロボティクス

著者等紹介

谷口忠大[タニグチタダヒロ]
2006年京都大学大学院工学研究科精密工学専攻博士後期課程修了。現在、立命館大学情報理工学部教授、博士(工学)。専門分野は創発システム、人工知能、機械学習、ロボティクス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

30
前著の「記号創発ロボティクス」が面白く、この「越境する認知科学」シリーズ他書も良かったのでその流れで手に取った一冊。前著に最新のディープラーニングの項目を加えバージョンアップした内容。人間の認知の深層に迫っていく感覚が得られる。しかし専門性も大幅に上がっていて数式も出てくるので読みやすさは圧倒的に前著。最後に物理学者が微分方程式を扱うようにあまねく認知科学者が確率的生成モデルを扱い議論を前進する時代が待望されると言うが、それに納得させられる。2022/12/25

shin_ash

6
記号論的な話とパターン認識な話はどの様に繋がるのか?いわゆる“記号接地問題”的なところに興味があった。そして本書は自分が知りたい、理解したいと思っていることが言語化されていた。本書では記号という言葉は慎重に扱われ「記号」を前提にする記号接地問題は存在しないと言う。そういう意味では記号接地問題と言うのはよくないだろう。「認知的な閉じ」を前提にする記号創発システムとその構成論的研究アプローチである記号創発ロボティクスのモデルは説得力がある。また構成論的であるためアナロジーを得やすく実務に応用しやすい様に思う。2021/05/22

Haruki

5
前著に続く「認知的な閉じ」を前提とした記号、言語の獲得について、発展著しいAI技術による高次元特徴表現のグラフィカルモデルを中心に、人間の認知構造を意識しつつその概要と2020年時の到達点を知れる。記号接地問題ではなく記号創発問題と喝破し、カテゴリや概念形成のための確率的生成モデルを導入し、マルチモダリティによる観測情報を通じて内的表象の潜在変数を教師なし学習で推論していくアルゴリズムの構築、また認知の構成論的理解を目指す。分散表現やVAEの強力なアルゴリズムや統語的理解から、圏論との関連が微かに見える。2023/12/24

Go Extreme

2
実世界認知のモデル:実世界認知 記号創発ロボティクス 認知科学とロボティクス 科学でのモデル ロボットの定義と身体性 認知的な閉じと機能の構成 人工知能と記号の旅路:人間・計算機と記号論理学にとっての記号 知覚的記号・創発的記号システム カテゴリ形成と確率的生成モデル 概念とカテゴリを形成するロボット:マルチモーダル物体概念の形成 位置と画像と単語による場所概念の形成 語彙を獲得するロボット 内的表象を生み出すディープラーニング 記号創発ロボティクスと認知理解の発展 越境する記号創発ロボティクス2021/03/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15848888
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。