イギリスとヨーロッパ―孤立と統合の二百年

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イギリスとヨーロッパ―孤立と統合の二百年

  • 細谷 雄一【編】
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  • 勁草書房(2009/01発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 376p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326351442
  • NDC分類 319.330
  • Cコード C3031

出版社内容情報

本書は、1815年のウィーン会議から現在までのイギリスとヨーロッパとの国際関係を、高い研究水準を保ちながら概観する歴史読み物である。自分を「ヨーロッパ人」とは考えていないイギリスのアイデンティティーが「孤立」と「統合」のあいだを揺れ動くさまを、ダイナミックに描ききる。

[関連書] 細谷雄一 『外交──多文明時代の対話と交渉』 (有斐閣)

内容説明

かつて世界の海を支配しつつも衰亡の道をたどった老大国は、ヨーロッパにいかに向きあってきたのか。そこには、外交と国際関係への深い示唆が満ちている。揺れるアイデンティティ、二百年の軌跡。

目次

歴史のなかのイギリスとヨーロッパ
ヨーロッパ協調から世界大戦へ一八一五‐一九一四年―「不実の白い鳥」の呪縛
「新しいヨーロッパ協調」からシューマン・プランへ一九一九‐五〇年―世界戦争の時代のイギリスとヨーロッパ
超国家的統合の登場一九五〇‐五八年―イギリスは船に乗り遅れたのか?
第一次EEC加盟申請とその挫折一九五八‐六四年―「三つのサークル」ドクトリンの段階的再編
第二次EEC加盟申請とその挫折一九六四‐七〇年―イギリスの緩やかな方向転換
米欧間での揺らぎ一九七〇‐七九年―ヨーロッパになりきれないイギリス
冷戦とデタントのなかで―CSCEへの道とイギリスの役割意識一九五一‐七九年
サッチャーとドロール一九七九‐九〇年―劇場化されるヨーロッパ
メージャーとマーストリヒト条約一九九〇‐九七年―調整型リーダーシップの功罪〔ほか〕

著者等紹介

細谷雄一[ホソヤユウイチ]
慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在:慶應義塾大学法学部准教授(国際政治史、イギリス外交史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

2
イギリスとヨーロッパの関係を近現代を中心に10名の研究者が時系列的に論じる。第二次大戦後に大国から中級国家としてサイズダウンを余儀なくされたイギリスヨーロッパ、ひいてはアメリカとの関係性を模索する。チャーチルはアメリカ・ヨーロッパ・英連邦を柱とする「3つのサークル」を提唱するがその後のイギリス外交は自身の立ち位置を定められず漂流。EC加盟後は「鉄の女」サッチャーと欧州委員長ドロールの根本的な世界観の相違による衝突は保守党内での欧州懐疑派の台頭を見ることになる。ブレグジッドで揺れる今だからこそ読むべき一冊。2020/04/05

taming_sfc

1
イギリスとヨーロッパとの関係を時系列的に、第一人者が執筆するという贅沢な一冊。10年経っても色褪せない筆致。Brexit大詰めのいまこそ、イギリスとヨーロッパが紡いできた歴史を再確認すべきだろう。2019/10/30

Fumihide Miyashita

0
なんとなくBrexitの訳がわかったような2016/08/30

もとせ

0
87頁引用【昼食をとったあとおもむろにナプキンをとりだしたチャーチルは、そこに鉛筆で3つサークルを描いた。それぞれ、帝国=コモンウェルス、英米関係、そしてヨーロッパという3つを指し示していた。この3つのサークルの重なり合う中心に立つのがイギリスであり、その3つとの関係を維持するのがイギリス外交の要諦だとチャーチルは語った。「なぁ、若者よ。イギリスをこの3つのどのサークルからも、外に出してはいけない。」】2011/05/08

メルセ・ひすい

0
説明不足 文??? かつて世界の海を支配しつつも衰亡の道を辿った老大国は、ヨーロッパといかに向き合ってきたのか。ウィーン会議から現在までのイギリスとヨーロッパの国際関係を、概観した歴史読み物。 2009/04/08

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