出版社内容情報
ロボット技術の進展に伴い発生する実定法上の問題を27に分類し詳細に検討するとともに、メタ技術としての法や人間とロボットの間の相互作用を規律する環境デザインの一部としての法といった法哲学的分析も施す。ロボット法研究において、どのような問題をどのような観点から研究していくべきかを考える、フレームワークを提示する。
内容説明
ロボットによる犯罪、ロボットに対する犯罪、ロボットに関する契約、ロボットによる不法行為…ロボット技術の進展に伴い発生する実定法上の問題を27に分類し詳細に検討するとともに、法哲学的分析も施す。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 法、哲学、技術
第3章 犯罪
第4章 契約
第5章 不法行為
第6章 メタ技術としての法
終章 まとめ
著者等紹介
パガロ,ウゴ[パガロ,ウゴ] [Pagallo,Ugo]
イタリアのトリノ大学法学部において法律学の教授を務める。着任前には弁護士として法律実務に携わる。イギリスのCenter for Transnational Legal Studies in LondonおよびCenter for Internet&Society at the Politecnico of Turinのフェローを務める。11のモノグラフ、数多くの学術雑誌や書籍の分担執筆、シュプリンガー社のAICOLシリーズの共同編集者などの研究業績を有する。EUの多数のプロジェクトや研究のメンバーの委嘱を受けており、ドローンに関するRPAS運営グループ、欧州委員会が設置したオンライン・イニシアチブの専門家グループ、ホライゾン2020ロボット・プログラムの提案を評価する専門家などを引き受けている。European Institute for Science,Media,and Democracy(Atomium)と協力し、AI4Peopleの実現を目指し、AIの社会的インパクトに関するグローバル・フォーラムを欧州にて最初に開催した。主な関心事は、AIと法、ネットワーク及び法理論、IT法(特にデータ保護法や著作権)である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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