英語の語源のはなし―楽しみながらボキャブラリーが増える

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英語の語源のはなし―楽しみながらボキャブラリーが増える

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  • サイズ B6判/ページ数 155p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784327451455
  • NDC分類 832
  • Cコード C1082

出版社内容情報

英語の語源ってこんなにおもしろかったのか!

 あっと驚く語源にまつわるハナシが満載です。「girlは「少年」だった?」「語尾-iで終わる英単語はない?」「thanとthenは同じ単語?」「maleとfemaleは無関係?」などなど、英単語の歴史を楽しみながら、英語のボキャブラリーが知らず知らずのうちに身についていきます。これまで無味乾燥だった英単語学習が楽しくなることウケアイ。英単語を効率よく覚えたい初学者の方や、語源をマクラに生徒の英単語学習を促進したい指導者の方のネタ本にも最適です。

著者紹介
佐久間 治(さくま おさむ)
 サンフランシスコ州立大学を経て、早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。旺文社ラジオ講座、ラジオたんぱ、河合塾講師などを歴任。英語史研究家。著書に『英語の不思議再発見』『英語に強くなる多義語二〇〇』『英単語スペリング攻略法』(以上、ちくま新書)、『英語に効くクスリ』(日本経済新聞社)など多数がある。

目次
第1章 身近な単語の意外な歴史
1 カナリアは鳥ではなく犬/2 プードルはフランスではなくドイツ原産の犬/3 アクセサリーとは「共犯者」という意味/4 トラベル(旅行)はフランス語トラバーユ(労働)と同じ語/5 ブランドとは「罪人に押した烙印」のこと/6 penとpencilは語源的に無関係/7 ジャンパー(jumper)とジャンプ(jump)も無関係/8 maleとfemaleも無関係/9 ライン川とは「川川」という意味/10 トランプの「ばば抜き」とはクイーンを抜くこと/11 ジャングルジムは商標名/12 フーリガンはならず者一家Houlihanに由来/13 McDonaldのMcは「息子」という意味/14 pianoの正式名称はgravicembalo col piano e forte/15 ピクセル(pixel画素)はpictureとelementの混成語/16 ブラウザー(browser)とは「草を食う牛」という意味/17 ドルの省略記号$はSではなく8の略字/18 hyper=super、mega=million、giga=giant/19 trade wind(貿易風)のtradeは「貿易」ではない/20 minister(大臣)は「召使い」という意味だった/21 scavenger(腐肉を喰らう動物)は元「徴税役人」だった/22 quarantine(検疫)とは「40日」という意味
第2章 基本数える」/15 girlは「少年」だった/16 upset(ひっくり返る)は意味がひっくり返った言葉/17 niceは「愚かな」という意味だった/18 「童(わらべ)」もpupil、「瞳(ひとみ)」もpupil
第3章 文法にまつわる意外な話
1 two years agoのagoは動詞/2 不定詞は一種の名詞である/3 3単現のSはつけなくてもいい/4 不規則動詞は単母音節語のみ/5 till~やbefore~の従節中でも仮定法を使った/6 I'm afraid of dogs.は受動態/7 The book sells well.はThe book sells itself well.の略形/8 比較のthanはthen(それから)と同一語/9 whatは単独で名詞にもなる/10 nextはnearの最上級だった/11 go-went-goneのwentは別の動詞の過去形/12 ratherはrathe(早く)の比較級/13 nineの-eは複数語尾で、wideの-eは副詞語尾/14 alcohol(アルコール)やalkali(アルカリ)のalは冠詞/15 不定冠詞は本来aではなくan
第4章 発音にまつわる意外な話
1 野球のバッティングとボクシングのバッティングは無関係/2 英国の高級車Jaguarは[ジャグワー]と発音する/3 ラムネとレモネードはどちらもlemonade/4 plum(プラム)とprune(プルーン)は同じ語/5 sun

内容説明

英語の語源ってこんなにおもしろかったのか!「girlは『少年』だった?」「語尾‐iで終わる英単語はない?」「thanとthenは同じ単語?」「maleとfemaleは無関係?」などなど英単語の歴史を楽しみながら、語彙力がメキメキつきます。

目次

第1章 身近な単語の意外な歴史(カナリアは鳥ではなく犬;プードルはフランスではなくドイツ原産の犬 ほか)
第2章 基本単語は奥が深い(フレッシュバターとは「無塩バター」のこと;air(空気)とair(態度、様子)は別の語 ほか)
第3章 文法にまつわる意外な話(two years agoのagoは動詞;不定詞は一種の名詞である ほか)
第4章 発音にまつわる意外な話(野球のバッティングとボクシングのバッティングは無関係;英国の高級車Jaguarは〔ジャグワー〕と発音する ほか)

著者等紹介

佐久間治[サクマオサム]
サンフランシスコ州立大学を経て、早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。旺文社ラジオ講座、ラジオたんぱ、河合塾講師などを歴任。英語史研究家。著書に『英語の不思議再発見』『英語に強くなる多義語二〇〇』『英単語スペリング攻略法』(以上、ちくま新書)、『英語に効くクスリ』(日本経済新聞社)など多数がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

32
英単語にも、他人の空似や、顔の違う親戚が沢山いる。読み物として面白い。2018/12/09

8
英語の語源について雑学的な知識を披露してくれる。勉強していて?マークだったところがちょっと解消された。とはいえ本格的に勉強している人に身になるかというと、「雑学」から推して知るべし。こういう言葉の経過を解説する書籍がもっと増えてくれればいいのになあ。著者の言葉の端々に英語に対するこだわりというか、こう書かれているがこうはならない、おかしいがこなっていると文法に対してシビアな見方がされているのがちょっと気になった。生きている言葉なんだから変化するのは当然だろうに。2012/12/26

てながあしなが

6
kindleにて。たまらん。ほんとにこの人の本は個人的にどストライクで、何個か著作は読んだが例に漏れず面白かった。こんな話ができる先生がいたらなぁ。面白いと思う知識にメモをつけてたら、メモだらけになってしまった。2017/11/24

★★★★★

3
一般向けの英語雑学本。英語をかじったことのある人には常識的な内容が多いですが、豆知識としてはそれなりに面白いのではないでしょうか。2010/05/03

れると

2
再読。ほとんど忘れていて初読と変わらず、普通に楽しめた。語彙力増強というよりも身近な既知の語(カタカナ英語も)や英文法の意外な面を見せられることが多かった。ただ個人的には知らなかった(100%忘れていた)単語もけっこうあったので、…10個くらい覚えたいな。あと意外と下ネタも多かったかな?(語のジャンル、分野が多岐にわたっているだけかも)。日本語でもこれこれ、みたいな話も多くて読みやすかった。(ネット情報によると、著者は昨年亡くなっているようだ。ほかの面白い著書も、長く読まれ続けてほしいと思う。)2019/05/17

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