内容説明
妖怪の世界はロマンがいっぱい!恐ろしいものから愛らしいものまで、異界の住人たちを一挙に紹介。妖怪基本用語集付き!和、アイヌ、琉球の妖怪1237種・異名384種掲載。
目次
江戸の妖怪ブーム
江戸時代の国境
アイヌカイセイ
青行灯
青鷺火
青女房
青坊主
赤足
赤頭
赤ゑいの魚〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ざるめ
8
可愛いイラストで妖怪が紹介されていて、親しみやすい(*^^*)まだまだ知らない妖怪がたくさんいるし、これからも妖怪ウォッチ等からまだまだ生まれてきそうだから、覚えるの大変‼(^o^;)取り敢えず妖怪に襲われたら、屁をすると祓えるらしい(゜゜;)2015/11/04
三毛猫座(みけ
4
数ページ目で誤植を発見。イラストがそれほどおどろおどろしくないので、こどもも読んでいた。2015/10/31
カーメンホワット
4
座敷童ひとつとっても地方版があって面白い。想像力豊かな日本人。うーむ素晴らしい。借りたけど買ってこよう2015/10/17
大臣ぐサン
2
ポップな絵で綴られる江戸の妖怪図巻。この手の本には内容が薄いものが多いのだが、本書は何気に収録されている妖怪の数がものすごい。その数何と1237種!とはいっても、異種がとにかく多い。一つ一つの説明は簡素だが、妖怪名彙としてはなかなかのもの。さらに特筆すべきなのは、妖怪研究では見逃されがちな、アイヌと琉球の妖怪も漏らさず収録しているところだ。侮りがたし。2021/02/01
aiko_manimani
1
とにかくいろんな妖怪がいてとても楽しい。たぬきは四国に多い、正体不明の妖怪もたくさんいて、悪さをしない妖怪もいっぱいいる。一方で病気にしたり命を奪う妖怪もいて、医療が発達してない当時は妖怪や怪異のしわざにして理由をつけていたんだなと思う。甘柿の妖怪がめっちゃ好き。あとアイヌの妖怪、羽が生えたまりも!2022/12/16