内容説明
国際ビジネスマンを長年やり、CEOも務めた著者の文章論。「明快な文章を書くための55のチェックポイント」を、さまざまな角度から何度も吟味する構成になっている。
目次
第1部 基礎編(「文」にして伝える;明瞭に書く;簡潔に書く;的確に書く;分かりやすく表記する;全体の構成を考える)
第2部 応用編
著者等紹介
阿部紘久[アベヒロヒサ]
1943年生まれ。東京大学卒。帝人で宣伝企画、国際事業企画、経営企画に携わり、繊維国際部長などを務めた後、米国系IT関連企業のCEOに就任。2005年から昭和女子大学ライティング・サポート・センターで文章指導を行う傍ら、社会人も指導している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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10
初版2010年。文章を上手に書けるようになりたくて、文章に関する本を読み始める。普段何気なく使っている言葉に、間違いを発見。本で読んでいると、うんうんと思うけれど、いざ自分が書くとうまくいかなくて。日々訓練ですね。2013/12/17
豊平川散歩
4
書き物にする言葉は、色々なことに注意する必要がある。句点の場所が違うと、異なった意味の内容になってしまう。同じ意味の言葉を繰り返すと、くどくなる。簡潔明瞭が一番だと思うが、言葉を省略しすぎると、まったく意味が通じなくなる。 それらのことが、テスト形式で解説してくれてわかりやすい。この本を見ながら、書いた後の見直しに使うと良いと思う。2023/10/27
国見
3
原文(悪い例)と改善案が見開きに短くまとめられており見やすい。現代文の問題を感覚的に解ける、日頃から本を読む人ならば、原文の間違いはすぐ分かるレベルだが、後輩の文章を説得力をもって添削するのに役立った。2012/11/11
アリオッチ
3
実践的でとても良い本だと思う。例題から文章の構造を解説する内容。普通の「文章の書き方」系の本を読んでもピンとこない人は、この本を読んでみると良いのでは。2011/11/07
takasianpride
3
自分の文章がいかに駄目かがよくわかった。「なんとなく変だなぁ」と思っていた文章のどこがいけないかが、よくわかった。2010/08/19