内容説明
海面上昇で水没の危機に瀕する南太平洋の島国ツバル。現実化した環境問題の衝撃を綿密な取材によってまざまざと描いた名著に、ツバルの最新状況とそこに住む、あるいは、そこから逃れた人々の生の声を取材し増補。
目次
第1章 出会い
第2章 ツバルという国
第3章 地球温暖化と海面上昇
第4章 前門の虎―洪水
第5章 後門の狼―海岸浸食
第6章 崩壊
第7章 論争
第8章 決断
第9章 海面上昇と日本
終章 ツバル2005
著者等紹介
神保哲生[ジンボウテツオ]
1961年、東京生まれ。15歳で渡米。コロンビア大学ジャーナリズム大学院修了。AP通信など米国の報道機関の記者を経て、1993年に独立。ビデオジャーナリストとして日米のテレビ局向けのドキュメンタリー制作に携わる。現在、ビデオジャーナリスト、日本ビデオニュース(株)代表取締役、「ビデオニュース・ドットコム」編集主幹、立命館大学産業社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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