内容説明
星空と語らい、宇宙を思索する10人の天文学の泰斗。17年の歳月を経て行き着いた、その答えとは?
目次
01 宇宙論の躍進(佐藤勝彦)
02 宇宙像の変遷(池内了)
03 宇宙と人間像(佐治晴夫)
04 科学する心(渡部潤一)
05 伝える宇宙(高柳雄一)
06 宇宙との交信(平林久)
07 宇宙と文明(寿岳潤)
08 宇宙と生命(大島泰郎)
09 宇宙からの視座(的川泰宣)
10 この宇宙に生きる(海部宣男)
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
1945年香川県生まれ。大学共同利用機関法人自然科学研究機構長。東京大学名誉教授
池内了[イケウチサトル]
1944年兵庫県生まれ。総合研究大学院大学理事。名古屋大学名誉教授
佐治晴夫[サジハルオ]
1935年東京生まれ。大阪音楽大学大学院客員教授、玉川大学客員教授。鈴鹿短期大学名誉学長、亨栄学園名誉理事長
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年福島県生まれ。国立天文台副台長。総合研究大学院大学教授
高柳雄一[タカヤナギユウイチ]
1939年富山県生まれ。多摩六都科学館館長。元日本放送協会(NHK)解説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サワ
9
定常宇宙論と宇宙の加速膨張…本来導かれる筈だった理論は、潮流や持論によって簡単に結論が変わってしまう。科学と宗教、二つの存在が互いを攻撃するか、一方にのまれてしまう現状では人類は発展出来ない。かつて海を恐れた「不器用」な魚類が重力の存在する陸上に上がった様に、科学と宗教の扱いに「不器用」な私たちは地球から重力の存在しない宇宙へと飛び出そうとしている。「不器用」な私たちに求められてるのは何か。科学と宗教、二つの分野がどう共存するべきか、人類は今一度考えるべき時に来ているのかもしれない。2020/11/03
アキちゃん
5
スケールの大きい話。一期一会、今を大切に生きていきたい。2018/06/04
イビサ
1
ダークマター、ダークエネルギーなど論議されている宇宙モデルについて知識を得た2013/11/10
はるとん
0
またいつか、じっくり読みたい。2017/08/07
たぬき
0
素人さんにはアップデートが欲しいよ2017/01/29