目次
序論 悲嘆やモーニングに関する新しい考え方
第1章 愛着、喪失、悲嘆経験
第2章 喪の過程に関する理論モデル
第3章 喪の過程に影響を与える媒介要因
第4章 悲嘆カウンセリング―通常の悲嘆の促進
第5章 異常な悲嘆反応―複雑な喪の過程
第6章 悲嘆セラピー―複雑な喪の過程の解決
第7章 特別な喪失タイプと悲嘆の営み
第8章 悲嘆と家族システム
第9章 カウンセラー自身の悲嘆
第10章 悲嘆カウンセリングの訓練プログラム
著者等紹介
ウォーデン,J.ウィリアム[ウォーデン,J.ウィリアム] [Worden,J.William]
Ph.D,ABPP。アメリカ心理学会のフェロー。ハーバード大学医学大学院とカリフォルニア州のローズミード大学大学院で研究を行う。マサチューセッツ総合病院を中心とする「ハーバード遺児死別研究」主任研究員。五つの主要な国立研究機関から助成金を受け、人生を脅かす病気や行動の研究を40年以上にわたって続けている。その専門性により、Association of Death Education and Counseling(ADEC)とInternational Work Group on Death,Dying,and Bereavement(IWG)の設立メンバーとなった。エーヴリー・ワイスマン博士と共に、心理社会的オンコロジーという領域を切り拓き、American Psychosocial Oncology Societyのフェローとなる。また、コネチカット州にある米国初のホスピスで役員を務め、ホスピスの発展に尽力している。終末期医療、がん医療、そして死別に関して教授し、執筆してきた。カリフォルニア州のラグナニゲルで現在も臨床活動を続けている
山本力[ヤマモトツトム]
博士(心理学)、臨床心理士、公認心理師。1950年姫路市に生まれる。広島大学大学院教育学研究科博士課程修了。岡山大学大学院教育学研究科教授などを経て、岡山大学名誉教授・就実大学大学院教授(2022年3月まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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