僕らはそれに抵抗できない―「依存症ビジネス」のつくられかた

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僕らはそれに抵抗できない―「依存症ビジネス」のつくられかた

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  • サイズ B6判/ページ数 432p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478067307
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0030

出版社内容情報

プロローグ 自分の商品でハイになるな――ジョブズと売人に共通する教え

第1部 新しい依存症「行動嗜癖」とは何か
第1章 物質依存から行動依存へ――新しい依存症の始まり
第2章 僕らはみんな依存症――何が人を依存させるのか
第3章 愛と依存症の共通点――「やめたいのにやめられない」の生理学

第2部 新しい依存症をもたらす(または人を依存症に陥れる)6つのレシピ
第4章 目標――数値に追い立てられる人々/スマートウォッチが新しいコカインに?
第5章 フィードバック――「いいね!」というスロットマシーンを回しつづける理由
第6章 進歩の実感――スマホゲームはのめり込ませるよう設計(デザイン)されている
第7章 エスカレート(段階的な難易度上昇)――テトリスと長時間労働に共通する破壊的効果
第8章 クリフハンガー――ネットフリックスが植え付けたテレビドラマのイッキ見という恐るべき習慣
第9章 社会的相互作用(ソーシャル・インタラクション)――インスタグラムが使う「比較」という魔法

第3部  行動嗜癖の未来(と、いくつかの解決策)
第10章 1歳から操作できるデバイスから子どもを守るには――予防はできるだけ早期に
第11章 「依存症を克服できないのは意志が弱いから」は間違い――習慣と行動アーキテクチャで依存症から立ち直る
第12章 悪い習慣を捨て去るには――ゲーミフィケーション

エピローグ

内容説明

世界中が絶賛した話題の書、ついに上陸!スマホ、フェイスブック、インスタ、ネットフリックス、ゲーム、メール…。新時代の依存症「行動嗜癖」の衝撃。悪用厳禁!のめりこませる手口とその仕組みの全貌を暴く!!

目次

第1部 新しい依存症「行動嗜癖」とは何か(物質依存から行動依存へ―新しい依存症の誕生;僕らはみんな依存症―何が人を依存させるのか;愛と依存症の共通点―「やめたいのにやめられない」の生理学)
第2部 新しい依存症が人を操る6つのテクニック(目標―ウェアラブル端末が新しいコカインに;フィードバック―「いいね!」というスロットマシンを回しつづけてしまう理由;進歩の実感―スマホゲームが心をわしづかみにするのは、“デザイン”のせい ほか)
第3部 新しい依存症に立ち向かうための3つの解決策(予防はできるだけ早期に―1歳から操作できるデバイスから子どもを守る;行動アーキテクチャで立ち直る―「依存症を克服できないのは意志が弱いから」は間違い;ゲーミフィケーション―依存症ビジネスの仕掛けを逆手にとって悪い習慣を捨てる)
エピローグ まだ見ぬ「未来の依存症」から身を守るために

著者等紹介

オルター,アダム[オルター,アダム] [Alter,Adam]
ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスのマーケティング学科准教授。専門は行動経済学、マーケティング、判断と意思決定の心理学。多数の出版物やウェブサイトで精力的に寄稿するほか、カンヌ国際広告祭やTEDにも登壇

上原裕美子[ウエハラユミコ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 零細企業営業

61
遡る事1990年代、インターネットの普及により人間は物質的な依存から行動的な依存へと変わって行った。その際たる物は、今を蔓延るネトゲ、FacebookやInstagram、Twitter、line等のネット依存だったりする。いまは友達と話をするのもSNS。その依存を薬で治せるのか?それとも、、ハマった子供を親はどうすると良かったのだろうか?ビジネスとしては?特にネトゲはヤバイ。廃人ゲーマーの証言は背筋が凍る。依存症から立ち直るにはデトックスするしかない。ネットやSNSから解放されるには、、読書だな。2020/06/01

えみ

59
個人ではなく企業が仕掛けてきたならば、私たちは抵抗できるわけがない。依存症ビジネスはこうして消費者の知らないうちに日常として取り込まれていき、私たちを依存症に陥らせていく。成功すること、即ちそれは多くの消費者を依存させていくこと。なるほど理に適っている。そしてまんまとその戦略に抗うこともせずに嵌ってしまっている現代人。ちょっと頑張れば届く目標、抵抗しづらく予測できないランダムな頻度で報われる感覚、段階的に進歩・向上していく感覚、難易度のエスカレート、緊張感、社会的相互作用。この6つに人は操られているのだ!2023/02/18

Koichiro Minematsu

57
半分ほど読みました。非常に興味深い内容ですね。「動機付けられた認知」インターネットでのゲームマーケティングにはこわい仕掛けが。はまる仕掛けには、人が依存する前提が組み込まれている。何にしても冷静に冷静にですかね。2021/08/26

みこ

42
なんとなくスマホ依存と薬物依存には共通のものがあるんだろうなくらいの気持ちで読み始めたが、興味深く読むのと同時に、背筋に冷たいものを感じられる一冊だった。気持ちだけで絶とうとしても上手くいかない。他のできれば有効な何かに気持ちを向けるようにしないと脱却はできない。読書が娯楽な私は幸せだ。2020/04/15

ミライ

40
ニューヨーク大学准教授のアダム・オルター(行動経済学専門)による現代の依存症ビジネスに対する警告本。スマホ、インスタ、ネットフリックス、ソーシャルゲームなどのテクノロジーが発達した現代特有の依存症ビジネスを徹底分析、特に依存危険度の高いスマホとゲームが中心であり、依存に対する考察と対策が語られる。スマホを1日中手放せなかったり(特にベッドまでもっていっている人)、徹夜でネットゲームにハマって日常が疎かになったりしている人には目からうろこの内容なので、せひ一読してほしい。2019/08/17

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