ちくま新書
できる大人はこう考える

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480064035
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0295

内容説明

社会人(大人)として適切な考え方とはどのようなものだろうか?「非常識な人」と言われないためには、日常会話や文章で、どのような表現が求められているのだろうか?従来の「論理思考」や「プレゼンテーション」、「コミュニケーション」関連の本では、国語力や対人関係能力は鍛えられても、「社会的に妥当な考え方」は身につかない。本書は、豊富な事例と、節ごとのトレーニング(全42問)により、「社会的妥当性を意識した考え方や話し方」を大特訓する。就職活動中の学生や、会社や様々な場で活躍したい社会人にとっての、待望のトレーニングブック誕生。

目次

第1章 「定義」の使い手になる!(気分的な言葉は共通認識の敵;定義は仕事の原点;抽象的な言葉に満足しない;含意を警戒する;定義のパワーを警戒する)
第2章 「程度」の使い手になる!(極端な修飾語はあまり使わない;断定思考は傲慢さを感じさせる;あいまいさの限度をわきまえる;「ほど」を意識する)
第3章 「視点」の使い手になる!(「点」や「面」を使って話す;状況の多様性に配慮する;主義者の心理を理解する;人的要因にふりまわされない;大きな要因にも目を向ける)
第4章 「分類」の使い手になる!(シンプルすぎる分類は愚かさを表す;カテゴライズに気をつかう;ボックス思考よりもスケール思考;区切りがつけば一人前;二軸で分けると賢く見える)
第5章 「総括」の使い手になる!(時を見る;カンを養う)

著者等紹介

高瀬淳一[タカセジュンイチ]
1958年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。現在、名古屋外国語大学現代国際学部・同大学院国際コミュニケーション研究科教授、早稲田大学社会科学部・商学部講師。専門は情報政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yohei

8
★★★★☆他者・集団を考慮してフレームワークに取り入れた内容。改めて仕事は一人ではできないと気付かされる。2014/07/20

おっしょう

2
★★★★☆(4.5) 「視点」の多様性の章は非常に興味深かった。自分には理解できない社会的信念(●●主義,××主義)の存在を認めること。それこそが本当の「寛容」であり、「できる大人」であると著者は主張する。自分の信念を主張しつつ、相手の信念に理解を示す“社会的寛容”は重視すべきだと思う。2009/01/20

ぺこ太

1
いつも使っている言葉を見直すいい機会になった。考えかたも参考になる。2010/10/31

とも

0
言葉使いは奥が深くて面白いです。2009/07/23

ktake

0
言葉の使い方などについて、考えさせられる本。http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai02/book/37/01.html2008/10/15

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