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ちくま新書
日本シリーズ全データ分析―短期決戦の方程式

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480065155
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

なぜ北京五輪は惨敗しWBCは連覇できたか。プロ野球日本シリーズ全59大会全350試合のデータから、短期決戦を制する鍵に迫る。

内容説明

セ・パ両リーグでクライマックスシリーズが始まり、北京五輪で日本チームが惨敗、WBCでは2連覇と、いまプロ野球は短期決戦が熱い。短期決戦といえば、数々のドラマを生んできた日本シリーズ。その59大会350試合の全データを詳細に分析し、メジャーのワールドシリーズとも比較。星の取り方、各試合の進め方、選手起用法の妙など、多角的な視点から名監督たちの真の実力を探り、短期決戦の本質を浮き彫りにする。

目次

第1章 名監督たちの経験力・統率力
第2章 2戦目必勝論は本当か―森祇晶の美学
第3章 試合運びの妙―川上巨人4回猛攻の謎
第4章 「耐えて勝つ」―終盤を負けない男・古葉竹識
第5章 1点差勝利をものにする―三原マジックに学ぶ
第6章 短期決戦こそ心理戦―非凡なる平凡・野村克也
第7章 北京五輪、WBCを検証する―星野仙一と原辰徳
第8章 日本シリーズでランキング―勝負強さとは何か

著者等紹介

小野俊哉[オノトシヤ]
1961年岡山県生まれ。スポーツ・アナリスト。早稲田大学卒業後、味の素、住友金属工業の技術職、営業職を経て、2003年にスポーツ・アクセス社を設立。スポーツの記録と選手の活躍を分析し、各メディア、メジャー球団などに提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

33
過去のプロ野球の日本シリーズ、ワールドシリーズ、WBC、オリンピックのデータを集めたもの。しかし星野のダメっぷりに驚いた。データから読み取れる短期決戦で重要な要素が6番打者、2試合目、下位打線、指揮者となるのが勉強になった。この本を読んだ監督は多分優勝できるんじゃないかな。2011/09/03

3
10年前なのがちと惜しい。2018/12/08

YOS1968

3
短期決戦の妙は日本シリーズのデータから。五輪やWBCで勝つための大切な資料である。2010/01/03

ta-san

3
監督として11回出場し11度の日本一になった監督もいれば8回出場で1度も日本一になれなかった監督もいる。といった事は聞いた事あっても3回以上出場した17人のうちで日本一が0なのは他に1人しかいない事を一覧としてみると戦術的な面も感じる。データが色々あってデータ好きとしては結構楽しめる。2009/12/21

Stair512754

2
日本シリーズ、ペナントレースを問わず、 得点別の試合数と勝率の傾向は一致する すなわち、3得点以内の試合が全体の約5割を占め、 その勝率は5割を切る 逆に4得点以上で勝率は5割を超える このことから著者は 「野球とは、2試合に1試合ある3得点以内の試合の勝率を  如何に上げるか、そこの格闘なのである」 「監督とは、少ない得点の試合を、投手のやり繰りで対抗し、 いかに粘り勝つかという采配、用兵を問われる職業である」 と定義している ぜひ野球好きには読んで欲しい1冊だ 2009/12/12

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