ちくま新書<br> 芸人の肖像

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ちくま新書
芸人の肖像

  • 小沢 昭一【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 筑摩書房(2013/02発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 217p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480067074
  • NDC分類 779.087
  • Cコード C0276

出版社内容情報

小沢昭一が訪ねあるき、撮影した、昭和の芸人たちの姿。実演者である著者が、芸をもって生きるしかない「クロウト」たちに寄り添い、見つめる視線。写真164枚。

内容説明

写真館の長男として生まれ、カメラに親しんで育った小沢昭一。芸能者として迷い、芸能の根源を訪ねあるくようになった頃、旅には、つねにカメラが傍らにあった。萬歳、神楽、説経節、浪花節、落語、講釈、寄席の色物、モノ売り、流し、相撲、幇間、踊り子、ストリッパー、見世物小屋、猿回し…。小沢昭一が訪ねあるき、撮影した、昭和の芸人たちの姿。実演者である著者が、芸をもって生きるしかない「クロウト」たちに寄り添い、見つめる視線。貴重な記録。

目次

第1章 いわう芸
第2章 あきなう芸
第3章 とく芸
第4章 かたる芸
第5章 ほどく芸
第6章 さらす芸
第7章 みせる芸
第8章 さすらう芸

著者等紹介

小沢昭一[オザワショウイチ]
昭和4年、東京生まれ。早稲田大学卒業。俳優座養成所をへて、昭和26年俳優座公演で初舞台。以後、新劇・映画・テレビ・ラジオと幅広く活躍。一方、民俗芸能の研究にも力を注ぎ、レコード『日本の放浪芸』シリーズの製作により、昭和49年度芸術選奨新人賞を受賞。著作活動も、著書『ものがたり 芸能と社会』(新潮学芸賞)など多数。平成6年度、紫綬褒章受章。平成12年、「紀伊國屋演劇賞個人賞」「読売演劇大賞優秀男優賞」を受賞。平成13年度、勲四等旭日小綬章受章。平成17年、朝日賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ホークス

40
1960〜70年代の芸人のモノクロ写真集。2011年のエッセイが添えてある。古い放浪芸に魅せられた小沢氏は、本書刊行前に亡くなった。秋田万歳、はこまわし(徳島)、長岡ごぜ、江戸里神楽(東京)といった地方芸。その他、吉原の幇間、三味線流し、見世物小屋など様々あり、最も多いのはストリップの踊り子。小沢氏の撮った芸人の表情は、素朴な一人間を感じさせる。同時に、表現する事の恥じらいと興奮、差別への反骨精神も滲み出ている。最高なのは熊本の琵琶法師。生きた彫刻みたいだ。小沢氏は、芸人の悦びも悲哀も丸ごと愛したのだろう2022/08/03

gtn

32
門付芸人、ちんどん屋、ストリッパー等に混じって、大相撲巡業の写真が登載されている。横綱そろい踏みの中央にいるのは、現解説者の北の富士関。著者は力士も「芸人」で括っている。かつ、芸人は、ハレの世界に住む特別な人間と仰いでいる。著者の姿勢は全面的に正しい。2021/04/18

姉勤

20
著者自ら撮影の写真と共に紹介された、旧き藝能たち。門付(玄関や戸口に立って芸を披露する)や幇間(たいこもち)は、少なくとも戦前の文化と思っていたら、40数年前までは細々と継がれていたと驚く。落語はもちろん太神楽は寄席で今でも演られているし、ストリップは、さが故に生き残ったと云う事だろうか。啖呵売、見世物小屋、辻説法…懐かしさは感じないのだけど、これら失われた芸を嗜む時間さえ、貨幣計算されて切り売りされる現代では、数億ドルのハリウッド映画をスマホで見る方が、いい時間の使い方なのだろう。2014/12/24

筋書屋虫六

5
うわっ、いい写真だなーと見とれていたら、すべて小沢さんが自ら撮られた写真と分かって感服。もちろん、すでに消えてしまった芸能の姿もあり、写真がどれも貴重な記録として重要だということもさることながら、外からはなかなか打ち解けてはもらえないだろう玄人の芸人さんの世界に、小沢さんがいかに受け入れられていたのかが、その自然な表情で伝わって来る。それも小沢さんの底意にあった芸人さんへの尊敬が表現させるものなのだろうと思う。2013/06/30

honey

4
昭和の芸人たちの写真と随筆。 とても貴重な写真が掲載されていて、惹きつけられる。 カルーセル麻紀のタトゥーは印象深かった。 でも、一つ一つの写真について説明がないのが残念。 職業について詳しい解説も欲しい。2013/04/02

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