ちくま新書<br> 日本語の起源―ヤマトコトバをめぐる語源学

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ちくま新書
日本語の起源―ヤマトコトバをめぐる語源学

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074522
  • NDC分類 810.29
  • Cコード C0281

出版社内容情報

日本語の起源は古代中国語にあった。古代中国語音と古代日本語(ヤマトコトバ)の音の対応を数多くの実例に基づき検証。日本語の古層をめぐる新説を提唱する。

内容説明

日本語の起源は古代中国語にあった。古代中国語音と古代日本語(ヤマトコトバ)の音の対応を、百話にまとめた実例で検証。弥生時代以来の「伝統的造語法」、そして新たに登場した「新型造語法」を考察し、さらに『古事記』の天地初発の話から欠史八代の記事までに現れる神名や地名の語源を探る。これにより日本語の古層は中国語と共通のものだったことが見えてくる。ユーラシア全体の言語への広い視野と、細かい語彙の変遷を跡づける深い知識によって裏打ちされた新説提唱の試み。

目次

序章 日本語の起源・総論(先学たちの日本語系統論;新しい日本語系統論に向けて)
第1章 伝統的造語法(マチ(町・街・坊)とムラ(村)
トモ(伴・供・共)とトモ(友) ほか)
第2章 新型造語法(ハラ(腹)とハラム(孕む)
スコブル(頗)とヒタブル(一向) ほか)
第3章 古事記神話の超新型造語法(天地初発の神;神世七代の神 ほか)

著者等紹介

近藤健二[コンドウケンジ]
1943年、愛知県生まれ。1971年、名古屋大学大学院文学研究科博士課程中途退学。名古屋大学名誉教授(学術博士)。1971年から2016年まで、九州大学、名古屋大学、中部大学に勤務。専門は歴史言語学、言語類型学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へくとぱすかる

56
日本語に漢語が非常に多数移入されているのは事実だが、ヤマトコトバまでが元は中国語とは。そういえばタミル語説もあった。呉音よりはるかに以前、『詩経』の押韻から復元される、二重子音や濁音終わりがあった時代、古代漢語と縄文語が出会ったのだという。例を見ると、なるほど発音と意味が符合していると、うなずけるものもある。特に1字の語。古代の発音はすごく難しそうで、そこからヤマトコトバのような単純な形に進化するのに、どれほど年数が必要だったのかと思う。サクラのラは、たしかに韻尾に「r」があった時代の音なら納得できる。2022/01/13

mft

3
発想は面白くなくもない。が、漢字の閉音節を構成する音の一部を取り出して(場合によってはさらに変化させて)ひらがな一字に対応させるという手法が検証に耐えるとは思えない。たとえば"いかづち"の"づち"が"電霆"に対応していて"とどろく"の"とど"も"電霆"に対応している、と言われても2022/05/05

takao

2
日本語の起源は古代中国語2022/10/06

Go Extreme

1
先学たちの日本語系統論: 北方起源説 北方語と南方語の重層説 チベット・ビルマ語起源説 タミル語起源説 日本語古層説 新しい日本語系統論に向けて 伝統的造語法: マチ(町・街・坊)とムラ(村) トモ(伴・供・共)とトモ(友) マツ(松)とマツ(待つ) クスリ(薬)とプス(附子) 新型造語法: ハラ(腹)とハラム(孕む) スコプル(頗)とヒタブル(一向) ミチ(逍)とチマタ(巷) タビ(旅)とタムク(手向く) 古事記神話の超新型造語法: 天地初発の神 神世七代の神 オノゴロ島を生む ヒルコとアハ島を生む2022/01/26

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