出版社内容情報
バベッジの解析機関から戦後の巨大電子計算機へ――。コンピュータの黎明を約五〇〇点の豊富な資料とともに辿る。イームズ工房制作の写真集。
内容説明
20世紀を代表するデザイナーのイームズ夫妻が企画・制作し、ニューヨークのIBM館内で開催された展示を書籍化。19世紀はじめにチャールズ・バベッジの構想した「解析機関」から戦後の巨大電子計算機が登場するまでのコンピュータの軌跡を、500点を超す貴重な写真・資料とともに辿る。社会、経済、軍事など現実のさまざまな場面で生じる課題に挑んだ理論家・技術者たち、そして彼らの試行錯誤の末に生み出されたユニークな機械。いくつもの流れが交錯し、影響を及ぼし合いながら、やがて汎用コンピュータへと収束していく過程を浮き彫りにする。
目次
プロローグ
1890年代
1900年代
1910年代
1920年代
1930年代
1940年代
著者等紹介
イームズ,チャールズ[イームズ,チャールズ][Eames,Charles]
1907‐78年。20世紀を代表するアメリカのデザイナー。合板やプラスチック、金属を巧みに利用した工業製品を多数発表し、戦後のプロダクトデザインに多大な影響を与えた
イームズ,レイ[イームズ,レイ][Eames,Ray]
1912‐88年。20世紀を代表するアメリカのデザイナー。合板やプラスチック、金属を巧みに利用した工業製品を多数発表し、戦後のプロダクトデザインに多大な影響を与えた
和田英一[ワダエイイチ]
東京大学名誉教授。IIJ技術研究所研究顧問
山本敦子[ヤマモトアツコ]
元東京大学大型計算機センター勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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