Key library<br> 翻訳家の蔵書

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Key library
翻訳家の蔵書

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  • サイズ B6判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488015428
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

出版社内容情報

幼少期に触れた数多の名作。中学時代に萌芽したオカルティズムへの興味。洋書・洋雑誌の蒐集と耽読。翻訳に明け暮れた学生時代……荒俣宏氏をはじめとする先達らとの交流から、サンリオSF文庫で企画・翻訳した数々の作品、そして膨大な蔵書から翻訳術に至るまでを余すことなく綴る。ラヴクラフトほか怪奇幻想翻訳に一家を成す翻訳家による貴重な書き下ろしエッセイ集。書影・図版多数。

大瀧啓裕[オオタキケイスケ]

目次

読書の基礎固め
古本の大海へ
疾風怒涛の時代
文体修行
集書とmoonlighting
翻訳について
三〇にして立つ
巨大な本箱と最強の道具
電脳幻影不思議箱
NET&LIBRARY
未来の図書館
翻訳家の日常
翻訳家の蔵書

著者等紹介

大瀧啓裕[オオタキケイスケ]
1952年、大阪市生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

20
なぜ面白くないか再考したのですが。この人は、おおげさに糞真面目に書いているばかりで、ユーモア感覚ゼロですね。ユーモア感覚は生来のもので、会得するものではないのです。荒俣エッセイは「本にお金と時間をつぎこむことで、いかに普通の幸せを犠牲にしてきた」かを描く自虐芸であるのに。大瀧エッセイは「いかに、自分がうまく、古書収集やIT環境でうまく立ち回ったかの」の自慢芸に終始。これでは面白い話にはなりません。2017/02/25

kokada_jnet

19
この人はミニ荒俣宏という印象だったが、自伝的なこの本を読んでもその印象はかわらず。この人のエッセイを、これまで何度も読んできたが、実に安定して「面白くない」のはなぜかという、根本的な疑問を抱いてしまう。ほぼ、荒俣宏と同じようなことを調べ、同じようなことを書いているのに、どうしてこんなに面白くないんだろう。読む通すのが苦痛。2017/02/25

kokada_jnet

16
この人は、やはり相当な奇人であって。「どうしてそうなるの?」と驚く描写が多数登場する。たとえば、彼は久生十蘭の愛好者であったらしいが、その後、「久生が」「久生は」と延々と記述されている。しかし、久生十蘭ファンならふつう、「十蘭は」と書くでしょう。変な人です。2017/03/04

kokada_jnet

16
他の翻訳家の「誤訳」を何件も激しく批判しているが。完全に特定可能にして批判しているのが、『フィリップ・K・ディックのすべて ノンフィクション集成』の飯田隆昭の翻訳。飯田隆昭については、山形浩生も批判している。2017/02/25

kokada_jnet

14
高山宏の推薦文「大瀧に育てられたのか!」が意味不明で酷い。ひいきの引き倒しもいいところ。高山宏は、大瀧啓裕の本など、ほとんど読んでいないだろうに。2017/02/26

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