内容説明
水素は爆発しやすく、怖いといったイメージもありますが、地球環境を守りつつ人類が持続的に発展するために、水素エネルギーに対する期待はとても大きくなっています。本書では、水素エネルギーを理解するために、その意義、技術の現状をやさしく解説しました。
目次
第1章 今、なぜ水素なのか?
第2章 水素とは?その使い方
第3章 水素の製造法
第4章 水素の貯蔵法・輸送法
第5章 水素と安全
第6章 水素は何に使われるの?
第7章 未来の水素エネルギー社会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
14
☆☆☆ ところどころ専門用語や化学式が出てきてお手上げになったものの、水素をめぐる最近のエピソードについて関心が持てるような内容になっており、良い本だった。トコトンやさしいシリーズは着眼点が良いので気に入っている。水素社会は着実に近づいている。2015/07/27
パーやん
3
水素は無限の資源...と言いながら、化石燃料燃やして製造する話しか今迄、知らなかったので、水+再生可能エネルギー→水素、CO2+光合成→水素、触媒+紫外線→水素...って話は(°_°)。世界に先駆けて実現したいもんだ。2014/05/18
てつJapan
2
数年後には燃料自動車が実用化されるということで読みました。基礎的な技術論から網羅しているため、文系人間にはわかりやすかったです。残念なのは2008年出版で当時日本国内で実用化がまだ先であったせいか日本のロードマップがあまり描かれていません。改訂版の今後の出版に期待します。2013/12/28
mita
1
おもしろい。もっと知りたし2015/03/14