- ホーム
- > 和書
- > 理学
- > 環境
- > 資源・エネルギー問題
内容説明
今なぜ時代は非在来型化石燃料に注目するのか?シェールガスの増産を実現した新技術とは。超重質油/ビチューメンの軽質化技術。残された化石燃料資源オイルシェール。
目次
第1章 非在来型化石燃料ってなんだろう?
第2章 最近話題のシェールガス、タイトオイルとはなんだろう?
第3章 重質油、オイルサンド、タールサンド、オイルシェールとは?
第4章 コールベッドメタン(CBM)ってなに?
第5章 水溶性天然ガスの意外な素顔
第6章 燃える氷:メタンハイドレート
第7章 化石燃料資源をトコトン使うための総合エネルギー転換
著者等紹介
藤田和男[フジタカズオ]
東京大学名誉教授、芝浦工業大学客員教授、ボランティア団体Geo3 REScue Forum代表、1965年東京大学工学部資源開発工学科(石油専修コース)を卒業して、アラビア石油(株)に入社後30年勤務。その間1969年から4年間本場のテキサス大学大学院石油工学科へ社費留学、1972年12月石油工学博士号(PhD)を取得して石油危機が始まる直前に帰国する。その後アラビア湾のカフジ油田に8年余り、日中石油開発(株)の渤海湾プロジェクトに2年、そしてマレーシアの駐在代表として1年などの海外勤務計15年を経験する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ととむ
3
シェールガスの工法について詳しい。手軽な石油にこだわらなければ当分化石燃料で人類は暮らせそう。これだけ読むとカナダや南米の未来は明るそうに見えるな~2014/02/17
ksdr0000
2
シェールガスやコールベッドメタンなど採掘が難しい化石燃料を非在来型化石燃料というのですが、経済的に在来型資源と勝負できるようになってきたそうです。紙面の半分を図やグラフに使う構成と定量的な議論が良かったです。2014/08/06
punyupunyu
2
採掘技術の進歩で経済生産が可能になる化石燃料の本です。最近、話題のシェールガスから将来、期待されるメタンハイドレートまで。2014/04/07
takao
1
ふむ2019/12/03
PINGE
0
2013?の刊行なので古い。が、石油以外の地下資源の可能性、どんな技術が開発されているのか、の大まかな内容がなんとなくわかった、気がする。 密かにアメリカ等のシェール井戸の枯渇と環境悪化の波が来るんじゃないかと恐れているが、それを克服する技術が追いつくと良いですね。 千葉のヨウ素産出について知れたのは収穫。 気になるメタハイについては当然のように太平洋側のことばかり。2005年日本海で表層型のを魚群探査法で発見、とチラリと紹介するのみで千春博士の青の字も無いが、松本名誉教授の名も一箇所触れるのみ。2018/06/15