Googleの脳みそ―変革者たちの思考回路

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532317126
  • NDC分類 331.845
  • Cコード C3034

内容説明

閉塞感の正体は、私たちの「諦め」「依存」のマインドだ。イノベーションを生み出す「やる気システム」の構造を徹底考察。

目次

プロローグ 未来を創り出す興奮
第1章 Googleの脳みそ―ルールを創る企業家精神
第2章 嫌なら断れ―司法判断を無視する自由
第3章 現代のガリレオ裁判―「清き1票」で未来は変わるか
第4章 法曹界のヒラメ―「法の担い手」は社会の味方か
第5章 もたれ合いからの脱出―市場の規律と倒産の政治学
第6章 夢見る社長じゃいられない―政権交代と企業法
第7章 アリとキリギリス―「成長」と「閉塞」社会の比較考
第8章 10の解毒剤―元気なニッポンへの処方箋
エピローグ 謀反のすゝめ

著者等紹介

三宅伸吾[ミヤケシンゴ]
日本経済新聞社編集委員(証券部兼政治部)。1961年、香川県生まれ。86年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、同年、日本経済新聞社入社。89‐90年米コロンビア大学、95年東京大学大学院法学政治学研究科修了。企業、官庁、政治取材を経て2003年から編集委員。企業家、法律家、政策立案関係者に幅広い人脈を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Miyoshi Hirotaka

19
農業しかなく、士族以外に人材がいなかった国が、初めて近代国家を持つ決意をし、全員が国民となった。廃藩置県や廃刀令により既得権が一掃された。社会にとってよいことだと思えば果敢に挑戦するマインドと未来を創り出す興奮が国中に満ち、あらゆる分野でイノベーションが起きた。ところが、いつの間にか、既得権を守る仕組みが完成し、社会の活力を削ぐようになった。現状維持を望む声は増幅され、変わらない政治を生み続けている。成長を阻害しているのは自縛。それはあらゆるところに存在している。成長の機会は実は身の回りあるのだ。2014/02/03

おさむ

12
2年前買って、積んどく状態でした。フェアユース規定の導入や1票の格差判決にみえる司法の怠慢等、ビジネス法の訴訟がらみの解説では第一人者だけあり、鋭い指摘も。ただ、一般人にはちょっと細か過ぎますね。2013/12/02

たー

12
Googleについての本ではなかった。騙された…でも、内容自体は色々考えさせられることが多く勉強になった。2011/11/29

おおたん

7
許可をもらうより謝る方が楽だ2023/06/07

リョウ

6
タイトルは酷いが内容はよくまとめられていて素晴らしい。法制度を中心に、それが日本経済に与える影響、成長のために目指すべき方向性が主張されている。その内容はいかにも日経記者らしいがもっともな主張。2012/04/15

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