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四次元が見えるようになる本

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535786738
  • NDC分類 415.2
  • Cコード C1041

目次

1 四次元空間とは何なのか(四つの座標を持つ世界;四つ目の座標は時間ではない! ほか)
2 四次元空間で何ができるのか(座標の読み方;空間を平行移動する ほか)
3 四次元空間に存在するもの(一点で交差する二つの平面;超立方体を作る ほか)
4 四次元空間で遊んでみよう(スプーンは曲がるのか;瞬間移動はできるのか ほか)
5 四次元空間をどうやって見るのか(次元ワザの快感;四次元空間を見るための奥義 ほか)

著者等紹介

根上生也[ネガミセイヤ]
1957年東京都国分寺市生まれ。横浜国立大学大学院環境情報研究院教授。理学博士。日本における位相幾何学的グラフ理論の第一人者として研究を続ける一方、新たな数学教育のあり方を模索し、著作や講演などの啓蒙活動を活発に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

24
★★ 説明が詳しすぎて回りくどいのに、肝心なところが足りない感じ。四次元は見えた気がするが、四次元立方体は分からなかった。2016/09/04

inami

19
◉読書 ★3 ”この本はかなり変です。なんたって「四次元が見えるようになる本」です”・・と、「はじめに」の書き出し。物理学では四つ目の座標を時間であることを強調して「四次元時空」と呼ぶが、「四次元空間」の第四の座標軸(w)は、三次元空間の軸(x,y,z)からはみ出る方向に伸びているという。四次元空間を見るための奥義 ⇒ 紙に三本の座標軸が直交している絵(三本の矢印)を描き、それを三次元の空間と考える、そして三本の座標軸の交点(原点)に鉛筆を立てる。そうするといかがであろう・・四次元空間は現れたであろうか?2018/12/03

アドソ

15
四次元を、“理屈から分かる”のではなく“感覚としてわかる”ことを目的に書かれた本。古くは「フラットランド」、そしてラッカーの「四次元の冒険」に続く系統。でもその割には図解が少なかったかなぁ。文章で書かれたことを頭の中で再構築するのは意外と難しい。四次元世界の写真やサイコロ、国旗などのアイデアには初めて出会った。新鮮。内容を拾っていくと、中学生以上大学生未満の読者を想定しているようだけど、うん、確かに高校生の時ならすごく楽しめたと思う。2015/04/10

原玉幸子

14
昔「理学部数学科の人間は、五次元ぐらいは頭の中でイメージ出来る」と言われたことを今も覚えていて、やっと巡って来た思考体験です。八個の三次元立方体によって構成される十六個の頂点を有する四次元立方体迄は、多少の強がりを含めて何とかイメージ出来ると言えたとしても、四次元正多胞体なると全くお手上げ。「私達は感覚器官から入力された情報を脳が処理した結果として三次元にいるという認識を得ている」だけで、本当に我々の住んでいる空間は三次元なのか、との著者の問い掛け等に興味は尽きませんが、うーんでした。(◎2021年・春)2021/03/19

小木ハム

11
見えるような気がします!少なくとも四次元の考え方と軸の広がりはわかりました。特に『日の丸の国旗⇒四次元では白い立方体の中に赤い球体が浮かんでいる』で表すのは何となくわかった気にさせられる。三次元では、二次元の紙を積み重ねられるように、四次元世界では、三次元の立体を積み重ねることができる。二次元人は、自分達の裏側が見えない。三次元人は見える。三次元人は自分達の内側が見えない。四次元人は見える。という事だろうか。たぶん量子力学の世界は、四次元の世界でもあるのだろう。2018/10/12

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