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世界の食文化〈3〉中南米

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  • サイズ A5判/ページ数 291p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784540070013
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C1339

内容説明

イタリアのトマトもドイツのジャガイモも韓国のトウガラシももとをただせば中南米産。では知っていますか?現地ではそれをどのようにして食べてきたかを。先住民インディオ、ヨーロッパからの征服者、アフリカ人奴隷、世界中からの移民が織りなす深くて濃い味わい。

目次

第1章 トウモロコシ・ジャガイモ・マニオク―三つの主食(食文化の始まり;主食の誕生 ほか)
第2章 コロンブス以前と以後の食文化(コロンブス以前の食文化;植民地時代の食文化)
第3章 中南米各地の食文化(メキシコ;グアテマラ ほか)
第4章 中南米各地の酒(蒸留酒以前;エクアドル・アマゾンの口噛み酒 ほか)
第5章 ブラジル日系人家庭の食生活―戦前の農村部を中心に(ブラジル向け日本人移民の概観;日本人移民の食生活を支えたアグーリャ米 ほか)

著者等紹介

山本紀夫[ヤマモトノリオ]
1943年大阪府生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了、農学博士。民族学・民族植物学・山岳人類学専攻。国立民族学博物館教授、総合研究大学院大学併任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおた

12
知っているようで知らない中南米の食生活は、思いの外バリエーション豊か。アルゼンチンとすぐ北のウルグアイでは全然ちがったり、口噛み酒はラテンアメリカにもあったんだとか、発見につぐ発見ばかり。巻末にはブラジル移住者の日本食についての工夫があったりと読みどころばかり。本当にこの「世界の食文化シリーズ」は、外国にちょっと興味がある人でも十分に楽しめる、食のルーツを知るためにうってつけの良書です。2014/09/15

ゆっきーこ

2
中南米諸国の食文化が解説されています。だいたい似たようなものを食べていたりするのですが、同じ国でも地域によって地形や気候が違うので取れる作物が違ったりして変化があるのがおもしろいです。あと、移民の影響が大きいことを知り、ブラジルへ日本から渡った人の食生活も知ることができて、ためになりました。2012/11/27

あいちょ。

1
図書館。 これは購入決定。2018/09/28

塩崎ツトム

1
単なるグルメガイドとは異なる、結構踏み込んだ食文化研究本。とくにマチゲンガ族の食文化なんて、絶対「地球の歩き方」には載ってません。(実際は知らん)2014/08/05

はにゅ

1
写真も多くて楽しいです。地球の裏の食生活がわかっていい感じ。2007/05/26

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