オリンピック全史

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  • サイズ A5判/ページ数 467p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562056033
  • NDC分類 780.69
  • Cコード C0022

出版社内容情報

二度の大戦・冷戦を経て超巨大イベントになるまで、政治・利権・メディア等との負の関係、東京大会の課題まで、全て詳述した決定版!近代オリンピックはいかに誕生し、発展し、変貌してきたのか。多難なスタートから二度の大戦/冷戦を経て超巨大イベントになるまで、政治・利権・メディア等との負の関係、東京大会の課題まで、すべて詳述した決定版!

デイビッド・ゴールドブラット[デイビッドゴールドブラット]
著・文・その他

志村 昌子[シムラマサコ]
翻訳

二木 夢子[フタキユメコ]
翻訳

内容説明

近代オリンピックはいかに誕生し、発展し、変貌してきたのか。多難なスタートから二度の大戦/冷戦を経て超巨大イベントになるまで、政治・利権・メディア等との負の関係、東京大会の課題まで、すべて詳述した決定版!

目次

第1章 壮大にして有益な仕事―オリンピックの復興
第2章 最高の楽しみ―ベル・エポック末期のオリンピック
第3章 ライバル登場―1920年代のオリンピックと挑戦者たち
第4章 イッツ・ショータイム!―オリンピックというスペクタクル
第5章 スモール「ワズ」ビューティフル―戦後オリンピックの失われた世界
第6章 イメージは残る―スペクタクルとアンチ・スペクタクル
第7章 崩壊―破産、ボイコット、アマチュアリズムの終焉
第8章 ブーム!―冷戦後のグローバリゼーション
第9章 南へ―新しい世界秩序のなかのオリンピック

著者等紹介

ゴールドブラット,デイビッド[ゴールドブラット,デイビッド] [Goldblatt,David]
イギリスのスポーツライター、社会学者。『ガーディアン』『オブザーバー』『フィナンシャル・タイムズ』などに記事を寄稿。複数の大学でスポーツ社会学の講義もおこなう

志村昌子[シムラマサコ]
学習院大学文学部卒。商社勤務ののち、翻訳者に転向

二木夢子[フタキユメコ]
国際基督教大学卒。ソフトハウス、産業翻訳会社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ざっきい

1
2020年が迫ってきたため読んだ本。イギリスのスポーツライター兼社会学社による近代オリンピックの歴史。古代ギリシャの自由民的理想に端を発し、万国博覧会の片隅で開催されていた頃から、ナショナリズムに取り込まれアマチュアリズムが侵食された戦前、戦後を通じて、資本と利権に飲み込まれていく現代までを書ききっている。金栗四三が大河ドラマで扱われていると、この本から逆流して知った。個人的に一番面白いフレーズは「筋肉的キリスト教」であった。2019/06/15

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