地図とデータで見る気象の世界ハンドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 172p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562056859
  • NDC分類 451.8
  • Cコード C0098

出版社内容情報

進行中の気候変動の現状に照らしあわせ、地球を守るために実施されている率先的な行動と、これから挑戦すべき問題についてまとめたもの。120点以上の地図とグラフにより、気候の複雑さが理解でき、気候温暖化がつきつける問題と、その対処法が把握できる。

内容説明

気候温暖化の現状が一目瞭然でわかるアトラス!120点以上の地図とグラフにより、気候の複雑さが理解でき、気候温暖化がつきつける問題と、その対処法が把握できる。

目次

気候の働き(気候観測のさまざまなシステム;エネルギーの均衡 ほか)
人間が気候を妨害するとき(気温の上昇;後退する雪、氷河、海氷 ほか)
気候温暖化の衝撃(暴風雨、熱波、その他の異常気象;氷の融解または拡張―新たな開発可能領土か? ほか)
行動のとき(未来のシナリオの研究;もっとも楽観的なシナリオと悲観的なシナリオの結果 ほか)
まとめ 未来のための選択はなにか?

著者等紹介

ブレオン,フランソワ=マリー[ブレオン,フランソワマリー] [Br´eon,Fran〓ois‐Marie]
フランス気候環境科学研究所の気候学研究者。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次評価報告書(2014年)の執筆に参加。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業後、おもにフランスやアメリカをふくむ多くの国で仕事をしている。気候温暖化のリスクを確信し、温室効果ガス削減のための行動の変化と同時に、一部の国で化石燃料に代わるものとして核エネルギーの開発を訴えている

リュノー,ジル[リュノー,ジル] [Luneau,Gilles]
特別レポーター、ついで編集長として、ジャーナリストと映像作家の前線でキャリアをつむ。20年以上にわたり「ヌーヴェル・オプセルヴァトワール」誌レギュラー執筆陣として外国の政治について寄稿したあと、科学雑誌「G´eo」に合流。日刊紙「リベラシオン」の前身、リベラシオン通信社の創設に参画したあと、「リベラシオン」から「パリ・マッチ」誌まで、フランスの著名な紙媒体プレスで活躍。映像作家としても、テレビ局アルテやフランス・テレビでドキュメンタリーを制作、多くの著書、共著書がある(エッセイ、調査、伝記、小説、豪華本など)

鳥取絹子[トットリキヌコ]
翻訳家、ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらーく

3
日ごろ、ネットニュースばかり見ていると、気候変動に関しては、どうも煽情的、感情的なものが多くて辟易なのだ。そんなときに、名倉氏のノーベル賞が決まり、図書館で気候に関するコーナーがあって、本書を選んだ。 全編カラーでサクサックと読める、いや、眺めるか。本書で最も印象深いのは、P.116の気象モデル。そうか、こうやってブロックに分けてシミュレーションしているのかと。かなりの計算量だし、モデルの数値がちょっと違うだけで、結果は大きく異なるだろうなあ、なんて思いました。 まあ、化石燃料を使わない生活なんだろうね。2021/10/20

こうぴー

2
世界的問題になっている気象について分かりやすくまとめられた一冊。ややお固めな本に触れることが多かった分、読みやすく分かりやすい本に触れられたのは少し嬉しかった。2019/11/16

蓮花

1
控えめに、客観性を高く維持して、地球温暖化のメカニズムから状況まで、簡潔に説明がなされている。 一般的なNGOから感じる押し付けと、理解が薄い人たちへの軽侮の臭いがなく、好感が持てる。 フランスで書かれた著作なためか、本の内容の図表などのデザインが美しく、この本を手にしただけで快適、幸せな気持ちになる。一方、日本語訳する際の編集方針で、日本のデータが少しだが補強されていて嬉しい。 地球温暖化について議論をする際の基礎資料集として扱うことも可能。根拠ある説明、主張をサポートしてくれる良書と思う。2020/09/07

rikoxyma

1
気候について豊富な図をもとに解説した本。ただ、原題も「Atlas du climat」であるのに、なぜ「気象」という邦題にしたのだろうか。2019/10/07

Masa Uchi

0
翻訳で違和感がある部分もあるが、辞書的に読み返せる概要書2022/02/12

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