内容説明
本書では、計測についての基礎知識を身につけられるように、アナログ量、ディジタル量の取扱い方をはじめ、電圧、電流、電力、抵抗、周波数、位相などの基本的な電気量の測定方法、オシロスコープの原理と取扱い方について、初学者向けにやさしく解説する。また、近年では、計測機器のディジタル化が著しく、それに対応したデータコンバータやコンピュータを利用した計測システムに関してもふれているので、現代的な電気電子計測を学ぶための入門書として好適な一冊である。
目次
1 電気・電子計測の基礎
2 アナログ量の扱い方
3 ディジタル量の扱い方
4 データコンバータ
5 電圧と電流の測定
6 電力の測定
7 抵抗・インピーダンス測定
8 周波数・位相と周波数特性の測定
9 磁界の測定
10 波形の測定
11 コンピュータを利用した計測システム
著者等紹介
中本高道[ナカモトタカミチ]
1982年東京工業大学工学部電気電子工学科卒業。1984年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。株式会社日立製作所。1987年東京工業大学工学部助手。1996年米国パシフィックノースウエスト研究所客員研究員を経て、東京工業大学大学院理工学研究科准教授、工学博士
山中高夫[ヤマナカタカオ]
1996年東京工業大学工学部電気電子工学科卒業。1998年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。キヤノン株式会社。2004年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。日本学術振興会海外特別研究員。2006年上智大学理工学部電気電子工学科講師を経て、上智大学理工学部情報理工学科准教授、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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