内容説明
本書は、食品分野を志す読者を対象に、機器分析法と食品特性を融合した食品の分析技術をやさしく解説したテキストである。基礎編で、食品分析に関連する機器分析の原理・原則と特徴が十分理解できるよう、食品の一般成分分析法と機器分析法を丁寧に記述している。応用編では、食品特性の理解と分析値の解釈を行う素養、能力を身につけるために、成分対象別に各種分析法を簡潔に解説している。食品科学、栄養科学に関する学部学生および食品技術者にとって必携の書である。
目次
第1部 基礎編(食品の一般成分分析;食品成分の定量に用いられる機器分析法;食品の分離・定量に用いられる機器分析法;構造解析に用いられる機器分析法;生化学的反応に基づく分析法)
第2部 応用編(アミノ酸・タンパク質の分析;脂質の分析;炭水化物の分析;ビタミンの分析;無機質の分析;有機酸の分析;核酸関連物質の分析;香気成分の分析;色素の分析;抗酸化性評価)
著者等紹介
松井利郎[マツイトシロウ]
1986年九州大学農学部食糧化学工学科卒業。1991年九州大学大学院農学研究科博士課程修了。現在、九州大学大学院農学研究院教授、農学博士
松本清[マツモトキヨシ]
1969年九州大学農学部食糧化学工学科卒業。1974年九州大学大学院農学研究科博士課程修了。現在、九州大学名誉教授、農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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